DMMバヌーシーがどれくらい儲かるかをシミュレーション!評判・回収率・会費も解説

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今回は「愛馬を持つ体験を、もっと手軽に」というコンセプトに惹かれたDMMバヌーシーというサービスについてご紹介します。

一口馬主と言えば、まとまった資金が必要で敷居が高いイメージを持っている方も多いはずです。

ただ、DMMバヌーシーは入会金無料・月額880円から始められるとの事で、これまでの常識とは少し違うのかもしれません。

とはいえ、手軽さと儲かるかどうかは別問題。

そこで本記事では、費用体系・損益シミュレーションと回収率・他クラブとの比較・過去の配当実績・利用者の評判などなど・・・

あらゆる角度から検証していきます。

それでは最後までお付き合いください。

監修者
森人志
競馬戦線 責任者

元競馬関係者として培ってきた知見を活かして、退職後は競馬予想家として活動を開始。2010年頃には某大手情報サイトの予想家ランキングで三冠を達成しました。同時期に競馬予想ブログを立ち上げ、独自の予想理論やテクニックを発信。その実績と発信力が評価され、競馬戦線創設者・田原から声を掛けられたことをきっかけに競馬戦線へ参画しました。現在も予想家として活動を続けながら、競馬戦線の責任者を受け持っています。

DMMバヌーシーとは?サービスの概要を解説

dmmバヌーシーのHPの様子

DMMバヌーシーは、DMMが運営する一口馬主サービスです。

出資すると馬主になれるだけでなく、愛馬の成長を見守るための様々なコンテンツが用意されています。

サービスの概要を以下にまとめました。

項目 内容
映像コンテンツ 愛馬の調教風景やレース映像などを配信
愛馬の近況動画 牧場での様子や成長過程を定期的に公開
愛馬の名前募集 出資者が愛馬の名前候補を応募できる企画を実施
愛馬のレース詳細 出走予定や結果、レース回顧などを随時更新
記念品や特典 出資馬に関連したグッズや特典を提供

単に出資するだけでなく、愛馬の成長を「体験」として楽しめるようになっている点がDMMバヌーシーの特徴と言えるでしょう。

ただ、これらのコンテンツはあくまで付加価値であり、儲かるかどうかとは別軸の話。

次項では、実際に必要となる費用について詳しく見ていきます。

入会費と費用

DMMバヌーシーの入会金は無料です。

ただ、実際に出資馬を保有すると、月々の会費に加えて維持費出資金が必要。

会費は月額880円が基本となり、維持費出資金は運用開始月から発生します。

募集口数によって1口あたりの金額が変わるほか、複数馬に出資する場合は会費に上限が設けられている点も押さえておきたいポイントです。

HPで公開されている料金体系の様子

区分 内容 金額
入会金 - 無料
会費 基本会費(月額) 880円
維持費出資金(1口あたり/月) 400口募集 1,750円
維持費出資金(1口あたり/月) 500口募集 1,400円
維持費出資金(1口あたり/月) 1000口募集 700円
維持費出資金(1口あたり/月) 2000口募集 350円
維持費出資金(1口あたり/月) 2000口募集(地方募集) 300円
維持費出資金(1口あたり/月) 3000口募集 230円
維持費出資金(1口あたり/月) 4000口募集 175円
維持費出資金(1口あたり/月) 40000口募集 20円
会費上限(税込/月) 2022年度以降の募集馬に1口以上出資し、2019~2023年度募集馬の合計保有口数が5口以上の場合 3,520円
会費上限(税込/月) 2022年度以降の募集馬には出資せず、2019~2021年度募集馬の合計保有口数が5口以上の場合 3,300円

募集口数が多いほど1口あたりの負担は軽くなるため、複数馬に少額ずつ出資するという選択肢も取りやすいでしょう。

また、自分がどちらの条件に当てはまるかによって会費上限が変わるので、複数馬への出資を検討している方は事前に確認しておくと安心です。

見ての通り、初期費用自体のハードルは低いものの、長期的に見ると維持費が積み重なっていく仕組みになっています。

この積み重ねが最終的な損益にどう影響するのか、次項のシミュレーションで具体的に見ていきましょう。

入会方法

DMMバヌーシーへの入会には、DMM証券のアカウント登録が必要です。

一口馬主というと、独自の会員システムに個別登録するイメージを持つ方も多いかもしれませんが、DMMバヌーシーはDMM証券のアカウントを軸にサービスが展開されている点が特徴的です。

登録の流れは以下の通り。

入会する際に表示される画面

入会の手順
  • DMM証券の口座開設ページにアクセス
  • 氏名・住所などの必要事項を入力
  • 本人確認書類を提出
  • 審査完了後、アカウント発行
  • DMMバヌーシーにログインして利用開始

すでにDMM証券のアカウントを持っている方であれば、追加の手続きなくそのままDMMバヌーシーを利用できるのも嬉しいポイントです。

一口馬主に対して「手続きが煩雑そう」というイメージを持っていた自分にとっては、想像していたよりもスムーズに進められたという印象でした。

入会金も無料なので、まずはアカウントを作って中身を覗いてみるというくらいの軽い気持ちで始められるのも、このサービスの間口の広さを表していると言えるでしょう。

DMMバヌーシーは儲かる?様々な視点から検証

実際どれほど儲かるのか検証するパートの導入画像

一口馬主というジャンル自体、そもそも儲けを目的とした投資商品ではなく、あくまで馬主体験を楽しむためのサービスという側面が強いです。

ただ、実際に出資する以上、金銭的な結果がどうなるのかは誰しもが気になるポイントでしょう。

そこで、損益シミュレーション他クラブとの比較過去の配当実績という3つの視点から、DMMバヌーシーの「儲かる可能性」を多角的に見ていきます。

1口購入した場合の損益をシミュレーション

損益をシミュレーションした結果を紹介するパートの導入画像

まず、実際に1口出資した場合、馬の成績によってどれくらいの損益が発生するのかをシミュレーションしてみました。

未勝利で引退した場合から、重賞・G1級に上り詰めた場合まで、4つのケースに分けて算出しています。

※2000口募集の馬を想定

ケース 項目 金額(1口あたり) 算出方法と備考
未勝利で引退 初期費用(馬代) 20,000円 4000万円 ÷ 2000口
未勝利で引退 維持費+会費(24ヶ月) 28,320円 月額1,180円 × 24ヶ月
未勝利で引退 総コスト 48,320円 -
未勝利で引退 獲得賞金(手取り) 約300円 出走手当や入着賞金(額面約100万円)の65%
未勝利で引退 最終収支 約-48,000円 -
1勝クラスまで 初期費用(馬代) 20,000円 4000万円 ÷ 2000口
1勝クラスまで 維持費+会費(48ヶ月) 56,640円 月額1,180円 × 48ヶ月
1勝クラスまで 総コスト 76,640円 -
1勝クラスまで 獲得賞金(手取り) 約4,800円 1勝+複数回の入着(額面約1,500万円)の65%
1勝クラスまで 最終収支 約-71,800円 未勝利より赤字が拡大
オープン馬 初期費用(馬代) 20,000円 4000万円 ÷ 2000口
オープン馬 維持費+会費(60ヶ月) 70,800円 月額1,180円 × 60ヶ月
オープン馬 総コスト 90,800円 -
オープン馬 獲得賞金(手取り) 約32,500円 額面約1億円(オープン馬の平均的稼ぎ)の65%
オープン馬 最終収支 約-58,300円 奇跡のオープン馬でもまだ赤字
重賞・G1級 初期費用(馬代) 20,000円 4000万円 ÷ 2000口
重賞・G1級 維持費+会費(60ヶ月) 70,800円 月額1,180円 × 60ヶ月
重賞・G1級 総コスト 90,800円 -
重賞・G1級 獲得賞金(手取り) 約162,500円 額面5億円の65%
重賞・G1級 最終収支 約+71,700円 ここでやっと黒字化

このシミュレーションで最も注目すべきは、1勝クラスまで駆け上がった馬の方が、未勝利で引退した馬より赤字が拡大しているという点です。

一見「勝てば勝つほど得をする」ように思えますが、実際には維持費が長期化するスピードの方が賞金の増加を上回ってしまうケースが多いという事でしょう。

そして、重賞・G1級という限られたトップクラスまで到達しない限り、黒字化すること自体が難しいという現実も見えてきます。

つまりDMMバヌーシーにおいて「儲かる」という言葉を使うのであれば、それはあくまで一握りの馬に出資できた場合の話。

大半のケースでは赤字を前提に楽しむサービスと捉えた方が実態に近いと言えそうです。

他の一口馬主クラブと比較

DMMバヌーシー単体の損益だけを見ると、赤字になりやすい傾向が見えてきました。

ただ、これが一口馬主クラブ全体の中でどういう立ち位置なのかは、実際の他クラブと比較しなければ判断できません。

そこで、老舗かつ最大手である「サンデーサラブレッドクラブ」「社台サラブレッドクラブ」、そして口数の多さで知られる「キャロットクラブ」と比較してみました。

比較項目 DMMバヌーシー
DMMバヌーシーのロゴ
サンデーサラブレッドクラブ
サンデーサラブレッドクラブのロゴ
社台サラブレッドクラブ
社台サラブレッドクラブのロゴ
キャロットクラブ
キャロットクラブのロゴ
入会金 無料 33,000円 32,400円 22,000円
募集口数 400口~40000口 40口 40口 400口
1口あたりの出資金目安 数百円~数万円 25万円~300万円 25万円~300万円 数万円~数十万円
月会費 880円(+口数に応じた維持費) 3,300円 3,300円 3,300円
獲得総賞金(対象世代) 5億3,741万円 45億0,795万円 32億3,978万円 30億9,913万円
勝率 .098 .129 .101 .137
入着率 .402 .501 .439 .481
代表馬 ディープモンスター ミュージアムマイル マスカレードボール ヘデントール

獲得総賞金・勝率・入着率のいずれも、老舗クラブがDMMバヌーシーを上回っています。

長年の血統選定ノウハウと資金力の差が、そのまま成績の差に表れていると言えるでしょう。

一方でDMMバヌーシーは、1口数百円から始められる圧倒的な間口の広さが最大の武器。

つまり「少額で始めやすい」という魅力はあるものの、儲かりやすさや実績だけで見れば老舗クラブに一歩譲るというのが、データから見える結論です。

過去の配当例

過去の配当例を紹介するパートの導入画像

DMMバヌーシー所属馬の中から、実際に公開されているデータをもとに、過去の配当例をまとめました。

馬名 一口価格 獲得金累計 単勝回収率 備考
ラヴズオンリーユー 2.43万円 9億5,982万円 74.4% 16戦8勝、入着率88%の名牝
ディープモンスター 3.9万円 5億4,247万円 70.6% 香港遠征でG1級競走にも出走
タイムトゥヘヴン 1.9万円 1億4,945万円 91.8% ダービー卿CT(G3)勝利
キングスコール 2.6万円 8,490万円 - 3勝クラスまで着実に勝ち上がり中

一口2万円台という手の届きやすい価格帯から、獲得金累計が億単位に達する馬も存在しています。

ただ、これらはあくまで成功例。

多くの馬が未勝利のまま引退するケースも存在するため、配当例は「上振れ時の参考値」として捉えるのが適切でしょう。

DMMバヌーシーを利用した人のリアルな評判を調査

DMMバヌーシーを利用した人のリアルな評判を調査した結果を紹介するパートの導入画像

シミュレーションやデータだけでは見えてこない部分もあります。

そこで、実際にDMMバヌーシーを検討・利用した人たちの声を調査しました。

そもそも馬主の仕組み的に儲かりにくいという意見が多い

まず目立ったのが「馬主業に儲けを求めるべきではない」という根本的な意見です。

実際に挙がっていた声を以下にまとめました。

意見の種類 内容
馬主観そのものへの指摘 馬主は儲けようと思ってなる物ではない。
馬に金を注ぎ込む気持ちと余裕がある人がなるべき
リターンの小ささへの指摘 DMMは他クラブより少額で出資できるが、リターンは少ない
配当額への指摘 募集口数が多いため、G1を勝っても配当が数百円から数千円程度にしかならない
割り切って捉える意見 初期投資が1万円前後からと低額で月会費もかからない。
リターンが薄いのはトレードオフ

額出資である以上リターンも小さくなるという問題を指摘する声が目立つ一方、コストの低さを踏まえて割り切って捉えている意見もあり、評価が二極化している印象です。

手軽に始めやすいと初心者からの評価が高い

ネガティブな意見が目立つ一方、初心者からは「気軽に馬主気分を味わえる」という評価も多く見られます。

評価ポイント 内容
手続きの簡単さ DMM証券のアカウントさえあれば手続きが完結する
価格帯の低さ 1万円台からでも出資でき、一口馬主未経験者でも踏み出しやすい
体験価値の高さ 儲けよりも愛馬の成長を見守る体験を重視する層に評価されている

これまで一口馬主に興味はあっても踏み出せなかった層にとって、DMMバヌーシーの間口の広さはむしろ最大のメリットとして機能していると言えるでしょう。

DMMバヌーシー所属馬の回収率ランキングTOP5

DMMバヌーシー所属馬の中から実際の回収率を算出し、TOP5をランキング形式でまとめました。

順位 馬名 一口価格 一口賞金 回収率
1位 ディープモンスター 3.9万円 27.1万円 約695%
2位 タイムトゥヘヴン 1.9万円 7.5万円 約395%
3位 キングスコール 2.6万円 4.2万円 約162%
4位 シンハナーダ 3.1万円 2.9万円 約94%
5位 ビダーヤ 4万円 3.4万円 約85%

1位のディープモンスターは、香港遠征でG1級競走に出走するほどの実力馬で、一口3.9万円の出資が27万円まで伸びており、DMMバヌーシーの中でも突出した回収率を記録しています。

一方、4位・5位のシンハナーダやビダーヤは回収率が100%を下回っており、馬代金すら回収できていない状態です。

維持費や会費を含めればさらに実質的な赤字は拡大するため、この2頭は現時点では厳しい成績と言えるでしょう。

このランキングからも分かる通り、同じDMMバヌーシー所属馬であっても回収率には大きな差があり、上位と下位では10倍近い開きが生まれています。

結論

ここまでの検証を踏まえて、DMMバヌーシーが儲かるかどうかを一言でまとめると「運要素が大きく、大半のケースでは赤字になりやすい」というのが実態です。

この記事のおさらい
  • 損益シミュレーション:重賞・G1級まで駆け上がった馬でようやく黒字化。未勝利や1勝クラスで終わった場合は数万円単位の赤字が確定
  • 他クラブとの比較:獲得総賞金・勝率ともに老舗クラブに一歩譲る結果
  • 過去の配当例・回収率ランキング:ディープモンスターのように大きく稼いだ馬もいれば、ビダーヤのように馬代金すら回収できていない馬もあり、当たり外れの差が非常に大きい

つまりDMMバヌーシーは、儲けを主目的にするサービスではありません。

一口数百円から始められる手軽さと、愛馬の成長を見守るという体験価値にこそ本当の魅力があります。

向いている人 向いていない人
少額で馬主気分を味わいたい人 まとまったリターンを狙いたい人
リターンより体験を楽しみたい人 短期間での回収を重視する人
一口馬主を試しに始めてみたい初心者 老舗クラブと同等の実績を求める人

始める前に、この前提を正しく理解しておくことが何より大切です。

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