天皇賞(秋)2025のAI予想|過去10年の傾向×追い切り診断×データ分析で導く結論をご紹介!

どうも、競馬戦線の管理人です。
今週は秋の中距離王決定戦・伝統のG1「天皇賞(秋)」が開催されます。
2000mの舞台に、日本を代表する現役最強クラスの馬たちが集結。
豪華な顔ぶれが揃い、ハイレベルな一戦が期待されます。
しかし、今年はレース前日に雨の予報が出ており、馬場状態の読みが極めて難しく、予想も一層困難を極めるでしょう。
そこで本記事では、「良馬場」と「稍重〜重馬場」の2つのパターンを想定し、それぞれにおける天皇賞(秋)のAI予想をお届けします。
さらに、過去10年の傾向や追い切り評価に基づいた全頭診断など、天皇賞(秋)の攻略に役立つ情報を詰め込みました。
「天皇賞(秋)で勝ちたい!」
そんな方に向けて役立つコンテンツを用意していますので、ぜひ最後までご覧ください。
【投票受付中】あなたの“天皇賞(秋)2025”の本命&穴馬は?
AI予想の前に、まずはあなたの現実的での意見を聞かせてください!
「今年の天皇賞(秋)の本命はこの馬!」「今年はこの穴馬が勝つ!」
そんなリアルな声が、AIの予測精度をさらに高めていきます。
投票結果は、今後のG1シリーズでのアルゴリズム強化にも反映予定。
競馬ファンみんなで作る“進化するAI予想”を、ぜひ一緒に育てていきましょう!
- 天皇賞秋の本命は?
- 天皇賞秋の穴馬は?
【天皇賞(秋)2025予想】競馬戦線AIによる最終予想
本記事はAI予想だけでなく、追い切り・全頭診断・過去傾向・消しデータなど・・・
かなりボリュームのある記事となっていますので、まずは皆さんが気になるであろうAIによる天皇賞秋の最終予想をご紹介!
競馬戦線AIは、ワイド・三連複・三連単の3つの買い目を『良馬場』『稍重〜重馬場』での2つの馬場状態を踏まえて、どちらも無料で公開中。
先週のG1「菊花賞」で三連複の予想が的中するなど秋競馬での実績もあります。
ぜひ参考に天皇賞(秋)を攻略してみてください!
【天皇賞(秋)2025】良馬場の際のAIの買い目
最初に良馬場の際の最終予想をご紹介します。
【天皇賞(秋)2025】ワイドの買い目
天皇賞(秋)でワイドで勝負する際の買い目がこちら。
  
推奨投資金額
【天皇賞(秋)2025】三連複の買い目
天皇賞(秋)で三連複で勝負する際の買い目がこちら。

推奨投資金額
【天皇賞(秋)2025】三連単の買い目
天皇賞(秋)で三連単で勝負する際の買い目がこちら。

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【天皇賞(秋)2025】稍重〜重馬場の際に買い目
次に稍重〜重馬場の際の最終予想をご紹介します。
【天皇賞(秋)2025】ワイドの買い目

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【天皇賞(秋)2025】三連複の買い目

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【天皇賞(秋)2025】三連単の買い目

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【天皇賞(秋)2025予想】AIによる有力馬・穴馬・危険な人気馬までご紹介!
ここでは競馬戦線AIが最新データをもとに、有力馬から穴馬、さらに注意すべき危険な人気馬までご紹介します。
中でも注目は穴馬です。
競馬戦線AIは先週の菊花賞では⑭エキサイトバイオを穴馬に選出しました。
今週も馬場状態を加味して最適な予想を公開します。
「天皇賞秋の穴馬を知りたい」「高配当を狙いたい方」には、とくに必見の内容です。
過去傾向や追い切り評価だけでは見抜けない“AIならではの視点”をぜひ参考にしてください。
【天皇賞秋2025・AI予想】競馬戦線AIが選んだ有力馬
競馬戦線AIが予想する天皇賞(秋)での有力馬はこちら。
| 有力馬 | 勝率 | 馬券内率 | 短評 | 
|---|---|---|---|
| ⑦マスカレードボール | 46% | 68% | 安定した中距離型で、東京芝2000mはベスト舞台。 瞬発力勝負にも対応できる万能タイプ。 天皇賞(秋)の舞台設定と流れを最も味方につけられる1頭。 | 
| ⑤タスティエーラ | 33% | 61% | 春の実績馬で、G1でも上位争いを続けてきた安定感が武器。 東京コースとの相性も良く、瞬発力勝負にも対応可能。 レーン騎手とのコンビで一気の巻き返しに期待。 | 
競馬戦線AIが選んだ有力馬は2頭で、いずれも馬券内率50%超えと高い安定度を示しています。
なかでも⑦マスカレードボールは、東京芝2000mの適性が抜群で、ペースに左右されにくい点が強み。
⑤タスティエーラは、春の実績と安定感で信頼度が高く、直線での瞬発力勝負にも強いタイプ。
ぜひ競馬戦線AIが導き出したこの2頭を中心に、軸・相手を構築してみてください。
【天皇賞(秋)2025・AI予想】競馬戦線AIが導き出した穴馬
データとAI指数の両面から、激走の可能性を秘めた天皇賞(秋)の穴馬3頭をピックアップしました。
| 穴馬 | 勝率 | 馬券内率 | 短評 | 
|---|---|---|---|
| ⑫セイウンハーデス | 12% | 38% | 近走は結果が出ていないが、東京芝2000mでは末脚の爆発力が光るタイプ。 展開が流れれば上位勢をまとめて差す脚を持つ。 高速決着よりも平均〜持続ペースで浮上する穴候補。 | 
| ⑥ブレイディヴェーグ | 10% | 35% | 牝馬ながら完成度が高く、持続力勝負で崩れにくいタイプ。 前走以上の調整過程で上向き気配。 戸崎騎手の東京替わりで一変のシナリオも十分。 | 
| ③ジャスティンパレス | 9% | 33% | 本来は長距離型だが、東京2000mでも持続戦になれば力を出せる。 状態面が戻っており、展開ひとつで一発の可能性。 地力はトップクラスで、軽視は禁物。 | 
競馬戦線AIが導き出した穴馬3頭はいずれも「展開」「馬場」「調子」の条件がそろえば台頭可能なタイプ。
特に⑫セイウンハーデスは展開次第で激走が期待でき、⑥ブレイディヴェーグは持続戦で安定した末脚を発揮。
③ジャスティンパレスも舞台適性こそズレるが、実力は確かで軽視は危険です。
波乱含みの天皇賞(秋)で、ぜひこの3頭を押さえておきましょう。
【天皇賞(秋)・AI予想】競馬戦線AIが選んだ危険な人気馬
人気を集めそうな中で、AIが「危険信号」を示したのがこの1頭です。
| 危険馬 | 想定人気 | 信頼度 | 短評 | 
|---|---|---|---|
| ⑬メイショウタバル | 3番人気 | C評価(危険) | 展開がハマれば強いが、ペースと馬場の影響を大きく受けるタイプ。 東京芝2000mでは逃げ切りが難しく、マークも集中する立場。 瞬発力勝負になると分が悪く、人気ほどの信頼は置けない。 | 
メイショウタバルは勢いこそあるものの、天皇賞(秋)の舞台設定ではリスクが高いタイプ。
逃げ・先行勢が揃う今年のメンバー構成では、道中で脚を使わされる展開が想定されます。
展開がハマれば残る余地はありますが、ペースが速くなれば脆さが露呈する可能性も。
データ的にも「逃げ馬の勝率が低い」傾向が顕著で、過信は禁物。
更に、枠番も8枠と過去に馬券に絡んだ馬が少ない枠を引きました。
軸よりも押さえ評価が妥当でしょう。
【合わせて使いたい】競馬戦線AI以外にも重賞レースで活躍しているAI予想
ここまでご紹介したのは競馬戦線AIによる見解。
このあとに、これまでの内容を踏まえた競馬戦線AIの買い目をご紹介しますが・・・
現在、他の競馬予想AIも重賞レースで数々の結果を残しています!
今回は、特に競馬戦線AIと相性の良いAI予想で、天皇賞秋の予想を公開するサイトをご紹介。
※AI名タップで公式サイトに遷移可能。
※直近5戦での結果を比較
| サイト名 | 収支 | 的中率 | 回収率 | 強み | 
|---|---|---|---|---|
|  えーあいNEO | +402,500円 | 80% | 533% | 血統重視で独自の指数を全レース公開。 これまでに数々の重賞レースで実績あり。 | 
|  競馬2.0 | +185,600円 | 80% | 287% | 最新AIを使い数々の重賞レースを攻略。 直近の重賞レースでも結果を残している。 | 
|  ニジュウマル | +710,800円 | 60% | 354% | 高配当重視の予想で爆発力のあるAI。 1レースで大きく稼ぎたい方におすすめ。 | 
|  競馬戦線AI | +52,600円 | 70% | 180% | 過去データを重視した独自AI。 過去に高額払い戻しの実績あり。 | 
どのAIも直近5戦では収支がプラスですが、競馬戦線AIが収支面ではかなり劣る結果に…。
(※今後アルゴリズムをアップデートさせ、収支面も安定できるように改善します。)
ただ、的中率という面では他のAI予想と比較しても見劣りしません。
そのため、上記を使い分けるとすれば・・・
このように使い分ければより天皇賞秋で攻略を狙えるでしょう!
競馬戦線AI以外のAIの予想はLINEで公式アカウントを追加するだけで閲覧可能なので、ぜひ参考にしてみてください。
【天皇賞秋2025・AI予想】競馬戦線AI推奨の買い目
ここまでご紹介した、有力馬・穴馬・危険な人気馬を踏まえて・・・
競馬戦線AI推奨の天皇賞秋の買い目をご紹介!
先週はG1「菊花賞」で三連複1頭軸のAI予想が見事的中させています!
では、まずは予想印から。
| 予想印 | 馬名 | 
|---|---|
| ◎(本命) | ⑦マスカレードボール | 
| ◯(対抗) | ⑤タスティエーラ | 
| ▲(単穴) | ②ミュージアムマイル | 
| △(連下) | ⑥ブレイディヴェーグ | 
| ☆(穴馬) | ③ジャスティンパレス | 
| ☆(穴馬) | ⑪セイウンハーデス | 
| ✕(危険な人気馬) | ⑬メイショウタバル | 
今年の本命馬はエネルジコ。
追い切り・重馬場との相性・過去データなど全ての項目に当てはまる馬で、馬券内は堅いと考えています。
では、上記予想印をもとにした競馬戦線の最終予想をご紹介!


【天皇賞(秋)2025予想】追い切り評価を基にした全頭AI診断
こちらでは、競馬戦線AIによる追い切り評価を基にした全頭診断を紹介していきます。
本AIでは、各馬の1週前追い切り・最終追い切りデータと過去傾向を解析し、以下の4項目を軸に評価。
AI追い切り評価の着眼ポイント
- フォーム安定性(走法の再現性)
- 加速ラップ指数(区間ごとの加速率)
- 併走比較スコア(他馬との相対評価)
- 追い切り負荷バランス(調整過程の最適度)
これにより、単なるタイム比較ではなく、「フォーム+加速+余力+負荷」で総合的な仕上がりを可視化。
以下は、AIが上記4項目を基に算出した全頭追い切り評価です。
※現在公開されている馬のみの評価となります。
| 評価 | 馬名 | 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | 評価コメント | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| S | ブレイディヴェーグ | 最終:6F80.8-1F11.0 前週:6F82.1-1F11.2 | 最終:馬なり 前週:馬なり | 最終:美浦南W/良 前週:美浦南W/稍重 | 最終:単走 前週:単走 | 2週連続で鋭い伸びを披露し、動きに余裕あり。 終いまでぶれのないフォームで、完成度・反応ともにS級。 | 
| S | セイウンハーデス | 最終:6F80.8-1F11.0 前週:6F83.0-1F11.4 | 最終:馬なり 前週:一杯 | 最終:栗東坂路/良 前週:栗東CW/良 | 最終:併せ遅れ 前週:単走 | 4F53秒3−ラスト11秒9を馬なりでマーク。 | 
| A | ソールオリエンス | 最終:4F52.5-37.2-1F11.7 前週:85.0-69.7-54.3-39.2-1F11.9 | 最終:一杯 前週:馬なり | 最終:美浦坂路/良 前週:美浦南W/良 | 最終:3頭併せ併入 前週:併せ併入 | 全体時計52秒5-上がり1F11秒7の自己ベストで同時併入。 | 
| A | コスモキュランダ | 最終:4F51.9-1F12.1 前週:6F81.1-1F11.5 | 最終:馬なり 前週:G前仕掛け | 最終:美浦坂路/良 前週:美浦南W/稍重 | 最終:併せ先着 前週:3頭併せ先着 | 坂路で力強い登坂を見せ、反応も鋭い。 全体時計も上々で、引き続き好状態を維持している。 | 
| A | ホウオウビスケッツ | 最終:5F65.9-1F11.5 前週:5F65.6-1F11.4 | 最終:馬なり 前週:一杯 | 最終:美浦南W/良 前週:美浦南W/稍重 | 最終:併せ併入 前週:単走 | 力強さが増して動きに芯がある。 反応もスムーズで、攻めの内容からも充実ぶりが伝わる。 | 
| B | アーバンシック | 最終:6F84.0-1F11.5 前週:6F83.1-1F11.7 | 最終:G前仕掛け 前週:強め | 最終:美浦南W/良 前週:美浦南W/稍重 | 最終:3頭併せ先着 前週:3頭併せ併入 | 動きはまとまっているが、全体的に反応が鈍い印象。 上積みはあるが、迫力面ではもう一歩欲しい。 | 
| B | マスカレードボール | 最終:4F53.2-37.6-1F11.8 前週:84.3-68.9-53.6-38.8-1F11.8 | 最終:一杯 前週:馬なり | 最終:美浦坂路/良 前週:美浦南W/良 | 最終:3頭併せ併入 前週:併せ併入 | 外の僚馬を気にする様子はあったものの、全体時計は問題なし。 | 
| B | ジャスティンパレス | 最終:4F52.4-1F11.8 前週:6F81.4-1F11.3 | 最終:馬なり 前週:一杯 | 最終:栗東CW/良 前週:栗東CW/良 | 最終:単走 前週:単走 | 直前は軽めで仕上げ。 反応は良いが、全体時計にパンチ不足。 叩き2走目で変わり身に期待。 | 
| B | ミュージアムマイル | 最終:4F53.8-1F12.3 前週:6F82.3-1F11.3 | 最終:一杯 前週:G前一杯 | 最終:栗東坂路/良 前週:栗東CW/良 | 最終:併せ併入 前週:併せ先着 | 中間の動きはまずまず。 反応にやや重さがあるが、デムーロ騎手騎乗で一変も視野。 | 
| B | エコロヴァルツ | 最終:4F54.8-1F12.6 前週:6F83.1-1F11.4 | 最終:馬なり 前週:馬なり | 最終:栗東坂路/良 前週:栗東CW/良 | 最終:単走 前週:単走 | 軽快さは十分も、全体的に仕掛け遅れ気味。 前週の終い11秒台からも、基礎能力は高い。 | 
| B | シランケド | 最終:4F56.0-1F12.6 前週:6F82.5-1F11.6 | 最終:馬なり 前週:強め | 最終:栗東坂路/良 前週:栗東CW/良 | 最終:単走 前週:併せ先着 | 気持ちは前向きだが、直線で頭の高い走法が目立つ。 もう一段ピリッとした動きがほしい。 | 
| B | メイショウタバル | 最終:5F68.9-1F11.1 前週:6F78.3-1F11.4 | 最終:馬なり 前週:一杯 | 最終:栗東CW/良 前週:栗東CW/良 | 最終:単走 前週:単走 | テンからしっかり動けており、状態は維持。 ただ直線での反応にやや緩さが残り、ピーク一歩前の印象。 | 
| C | クイーンズウォーク | 最終:5F68.8-1F11.3 前週:6F83.6-1F10.9 | 最終:馬なり 前週:一杯 | 最終:栗東CW/良 前週:栗東CW/良 | 最終:単走 前週:単走 | 動き自体はスムーズで状態キープ。 負荷を抑えた仕上げで、上積みより維持を重視した印象。 | 
| C | タスティエーラ | 最終:5F65.1-1F11.6 前週:5F66.0-1F10.9 | 最終:G前仕掛け 前週:強め | 最終:美浦南W/良 前週:美浦南W/良 | 最終:併せ遅れ 前週:併せ併入 | 終いの伸びは悪くないが、全体的に力感が薄い。 状態面での上積みが必要。 | 

追い切りで大きく評価を上げたのはS評価となったセイウンハーデスとブレイディヴェーグの2頭。
それでは、S評価に推された2頭の詳細を確認していきましょう。
極上の切れ味!ブレイディヴェーグ【S評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F82.1-1F11.2 | 馬なり | 美浦南W/稍重 | 単走 | 
| 最終追い切り | 6F80.8-1F11.0 | 馬なり | 美浦南W/良 | 単走 | 
美浦ウッドでの最終追い切りは、戸崎騎手を背に6F80秒8−終い11秒0と鋭い伸び。
1週前よりも全体・終いともに時計を詰め、明らかに状態を上げてきています。
馬なりでも推進力のあるフォームで、気配・反応ともに上々。
2週続けて主戦の戸崎騎手が跨っており、陣営・騎手共にレースへの意欲も十分と見ていいでしょう。
前走の新潟記念は苦しい競馬でしたが、この結果で人気を落とすようなら今回は「買い」の一頭。
強力メンバー相手でも、対抗〜ヒモで押さえる価値は高い仕上がりです。
陣営も太鼓判!セイウンハーデス【S評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F83.0-1F11.4 | 一杯 | 栗東CW/良 | 単走 | 
| 最終追い切り | 4F53.3-38.4-1F11.9 | 馬なり | 栗東CW/良 | 併せ先着(1馬身) | 
栗東坂路での最終追い切りは、4F53秒3−ラスト11秒9を馬なりでマーク。
力みなく大きなフォームで登坂し、一歩ごとに推進力を感じる内容でした。
屈腱炎からの復帰後も順調に本調子を取り戻しており、気配は明らかに上向き。
全体のバランスが整い、脚取りもスムーズでリラックスして走れており、仕上がり面に不安は皆無です。
前走エプソムCの完勝内容を踏まえれば、今回のメンバーレベルでも十分通用するかと。
状態・気配ともにピークレベルで、G1初タイトル獲得のシナリオもあり得る存在です。
ソールオリエンス【A評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F85.0-69.7-54.3-39.2-1F11.9 | 馬なり | 美浦南W/良 | 併せ併入 | 
| 最終追い切り | 4F52.5-37.2-1F11.7 | 一杯 | 美浦坂路/良 | 3頭併せ併入 | 
最終追い切りは4ハロン52秒5、ラスト11秒7の自己ベストを計測し、力強い動きを披露しました。
一杯に追われながらも最後まで脚勢が鈍らず、余力を感じさせる内容です。
1週前の南Wでは馬なりでリズム良く駆け抜け、全体のバランスも良好。
また、追い切りはマスカレードボールと併せましたが、最後まで併入する形でまとめてました。
気配・動きともに良化傾向で、仕上がりは上々。
前走からの上積みが見込める状態で、本来の末脚が発揮できれば上位争い可能です。
コスモキュランダ【A評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F81.1-1F11.5 | G前仕掛け | 美浦南W/稍重 | 3頭併せ先着 | 
| 最終追い切り | 4F51.9-1F12.1 | 馬なり | 美浦坂路/良 | 併せ先着(クビ差) | 
坂路での加速が力強く、手応えに余裕を残したまま好時計をマーク。
反応・推進力ともに優秀で、状態はピークに近い。
中間もウッドでしっかりと負荷をかけており、調整過程も理想的。
気性面の成長が顕著で、安定したフォームと集中力でパフォーマンスを底上げ。
展開がハマれば上位進出のチャンス十分な仕上がりです。
ホウオウビスケッツ【A評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 5F65.6-1F11.4 | 一杯 | 美浦南W/稍重 | 単走 | 
| 最終追い切り | 5F65.9-1F11.5 | 馬なり | 美浦南W/良 | 併せ併入 | 
1週前にしっかりと負荷をかけ、最終は馬なりでリズム良く伸びる理想的な仕上げとなりました。
追われずともスッと反応できており、心身のバランスが非常に整っています。
毛ヅヤや活気の面でも申し分なく、近走の中でも最も柔らかい動きを見せています。
操縦性の高さと素直な加速力から、東京の広いコースにも適性十分です。
一段階成長した雰囲気があり、上位争いに食い込む可能性も十分あるでしょう。
アーバンシック【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F83.1-1F11.7 | 強め | 美浦南W/稍重 | 3頭併せ併入 | 
| 最終追い切り | 6F84.0-1F11.5 | G前仕掛け | 美浦南W/良 | 3頭併せ先着 | 
全体的にバランスは良く、フォームも安定していますが、やや反応に鈍さが見られました。
終いの脚は伸びていますが、加速までに時間がかかる印象です。
それでも前走時よりも動きの芯が通り、体の使い方は確実に良化しています。
実戦向きのタイプで、レース当日の展開や馬場が噛み合えば上位進出も十分可能です。
マスカレードボール【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F84.3-68.9-53.6-38.8-1F11.8 | 馬なり | 美浦南W/良 | 併せ併入 | 
| 最終追い切り | 4F53.2-37.6-1F11.8 | 一杯 | 美浦坂路/良 | 3頭併せ併入 | 
最終追い切りでは4ハロン53秒2、終い11秒8を計測し、全体としてはまとまりのある動き。
一杯に追われながらもフォームは安定しており、力強さを感じさせました。
外の僚馬を気にする様子が見られたものの、集中力を欠くほどではなく、全体時計も十分に水準レベル。
1週前は南Wで馬なりながらスムーズな動きを見せており、状態面は良好です。
気性面に課題は残るが、動き・時計ともに合格点。
若さをうまくコントロールできれば、持ち前のスピードで上位争いも可能な仕上がりです。
ジャスティンパレス【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F81.4-1F11.3 | 一杯 | 栗東CW/良 | 単走 | 
| 最終追い切り | 4F52.4-1F11.8 | 馬なり | 栗東CW/良 | 単走 | 
最終追い切りは馬なりで軽めの内容でしたが、フォームには力みがなく、終始リズム良く動けていました。
前走からの疲労も感じられず、全体的に状態の安定感が際立っています。
1週前にはしっかりと負荷をかけており、その効果で息の入りもスムーズに。
全体時計こそ目立ちませんが、長めにじっくりと追われたことで、持久力を強化する意図が明確に感じられました。
現段階では八分程度の仕上がりながら、叩き2走目で確実に上向き。
地力の高さを活かせれば、ここでも上位争いに加わるだけの態勢は整っています
ミュージアムマイル【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F82.3-1F11.3 | G前一杯 | 栗東CW/良 | 併せ先着(1馬身) | 
| 最終追い切り | 4F53.8-1F12.3 | 一杯 | 栗東坂路/良 | 併せ併入 | 
1週前にはしっかりと負荷をかけ、終いまで脚を伸ばす内容で、状態の良さがうかがえました。
最終追い切りでは坂路でやや重さを感じさせたのでこの評価止まりですが、全体的な動きには力強さがあり、仕上がりとしては上々です。
また、デムーロ騎手とのコンビではリズム良く走れており、実戦での集中力も非常に高いタイプ。
大崩れの少ない安定感が魅力で、展開ひとつで馬券圏内に食い込む可能性も十分あります。
叩き2走目となる今回は、さらなる上積みが期待できるタイミング。
コンディションの良さを維持したままレースを迎えられそうです。
エコロヴァルツ【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F83.1-1F11.4 | 馬なり | 栗東CW/良 | 単走 | 
| 最終追い切り | 4F54.8-1F12.6 | 馬なり | 栗東坂路/良 | 単走 | 
1週前追い切りではリラックスしたフォームで余裕のある走りを見せ、全体的に無駄のない動きでした。
最終追い切りは坂路で軽めの内容ながら、手先の反応が良く滑らかな動きを維持しており、状態は安定しています。
調整過程全体を通して精神的な落ち着きが感じられ、疲れも見せていません。
一段の上積みこそ感じにくいものの、現状のデキを維持できており、レースに向けて仕上がりは良好です。
叩き良化型のタイプで、レース本番での一変があっても不思議ではありません。
堅実なタイプとして相手候補には押さえておきたい1頭です。
シランケド【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F82.5-1F11.6 | 強め | 栗東CW/良 | 併せ先着(クビ差) | 
| 最終追い切り | 4F56.0-1F12.6 | 馬なり | 栗東坂路/良 | 単走 | 
1週前はしっかりと負荷をかけ、併せ馬で先着するなど力強い動きを披露しました。
その効果もあってか、最終追い切りでは軽めの内容ながらもリズム良く、全体に無駄のない動きを見せています。
依然として頭の高い走法ではありますが、前向きさと集中力が増しており、走りのブレが少なくなりました。
トモの可動域も広がり、フォーム全体に安定感が出てきた点は大きな進歩です。
大きな変化とまでは言えないものの、状態面は確実に上向いており、現状のデキとしては十分に戦える仕上がり。
展開がハマれば、上位争いに顔を出しても不思議ではありません。
メイショウタバル【B評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F78.3-1F11.4 | 一杯 | 栗東CW/良 | 単走 | 
| 最終追い切り | 5F68.9-1F11.1 | 馬なり | 栗東CW/良 | 単走 | 
1週前追い切りではしっかりと負荷をかけ、全体時計・終いともに高水準。
力強いフットワークで最後まで脚を伸ばし、状態の良さを感じさせる内容でした。
最終追い切りはやや軽めでしたが、反応の鈍さはなく、気配は引き続き良好。
体の張りや毛ヅヤも上々で、コンディション面の不安はありません。
序盤から行きたがる面は残るものの、以前よりも我慢が利くようになり、精神面の成長がうかがえます。
全体的にピーク手前の印象はあるものの、仕上がりは高いレベルで安定しています。
強豪相手でも自分のリズムで運べれば、上位争いに加われるだけの下地は整っています。
クイーンズウォーク【C評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 6F83.6-1F10.9 | 一杯 | 栗東CW/良 | 単走 | 
| 最終追い切り | 5F68.8-1F11.3 | 馬なり | 栗東CW/良 | 単走 | 
最終追い切りは栗東CWで5ハロン68秒8-終い11秒3と、リズム良くまとまった動きを披露しました。
馬なり調整ながらもフォームは安定しており、軽快な脚取りで状態の良さを感じさせます。
1週前にはしっかりと負荷をかけており、全体的なバランスと気配の良さをキープ。
大きな変化こそないものの、前走から好調を維持している印象です。
上積みというより“維持”重視の仕上げ。
決め手勝負では分が悪いものの、持ち味の安定感を生かせば上位食い込みも十分可能です。
タスティエーラ【C評価】
| 追い切りタイム | 調教の強さ | コース/馬場 | 併せ馬 | |
|---|---|---|---|---|
| 1週前追い切り | 5F66.0-1F10.9 | 強め | 美浦南W/良 | 併せ併入 | 
| 最終追い切り | 5F65.1-1F11.6 | G前仕掛け | 美浦南W/良 | 併せ遅れ(1馬身) | 
1週前は全体時計・終いともに悪く、軽快なフットワークで順調な仕上がりをアピール。
その一方で、最終追い切りではやや反応が鈍く、仕掛けてからの伸びに物足りなさを残しました。
それでもフォーム自体は安定しており、走りのリズムも整っています。
大きな不安は感じられず、実戦を重ねながら徐々に良化してきている印象です。
今回の調整内容を見る限り、仕上げに少し余裕を残した分だけ、反応面に甘さが出た印象。
それでも持っている地力の高さとレースセンスで、一定の力は発揮できる状態です。
総じてピーク手前のデキではあるものの、能力面でカバー可能な範囲。
相手関係を考えても軽視はできず、上位争いの一角を担う可能性は十分あります。
【天皇賞(秋)2025予想】過去10年分のデータを基に傾向と消しデータをご紹介
次に、天皇賞(秋)の過去10年分のデータを基に傾向と消しデータをご紹介します!
「過去の結果から今年の傾向を掴みたい」
「無駄な買い目を減らして効率よく狙いたい」
そんな方にとって役立つ情報を詰め込んでいます。
それではまず、過去10年の天皇賞(秋)の結果をご覧ください。
| 年(馬場) | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024(良) | 1 | 7 | ドウデュース | 2 | 宝塚記念(G1) | 6 | 
| 2 | 4 | タスティエーラ | 9 | 天皇賞(春)(G1) | 7 | |
| 3 | 9 | ホウオウビスケッツ | 8 | 毎日王冠(G2) | 2 | |
| 2023(良) | 1 | 7 | イクイノックス | 1 | 宝塚記念(G1) | 1 | 
| 2 | 6 | ジャスティンパレス | 6 | 宝塚記念(G1) | 3 | |
| 3 | 9 | プログノーシス | 3 | 札幌記念(G2) | 1 | |
| 2022(良) | 1 | 7 | イクイノックス | 1 | 日本ダービー(G1) | 2 | 
| 2 | 3 | パンサラッサ | 5 | 札幌記念(G2) | 2 | |
| 3 | 5 | ダノンベルーガ | 2 | 日本ダービー(G1) | 4 | |
| 2021(良) | 1 | 5 | エフフォーリア | 3 | 日本ダービー(G1) | 2 | 
| 2 | 1 | コントレイル | 1 | 大阪杯(G1) | 3 | |
| 3 | 9 | グランアレグリア | 2 | 安田記念(G1) | 2 | |
| 2020(良) | 1 | 9 | アーモンドアイ | 1 | 安田記念(G1) | 2 | 
| 2 | 6 | フィエールマン | 5 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
| 3 | 7 | クロノジェネシス | 2 | 宝塚記念(G1) | 1 | |
| 2019(良) | 1 | 2 | アーモンドアイ | 1 | 安田記念(G1) | 3 | 
| 2 | 9 | ダノンプレミアム | 3 | 安田記念(G1) | 16 | |
| 3 | 5 | アエロリット | 6 | 毎日王冠(G2) | 2 | |
| 2018(良) | 1 | 4 | レイデオロ | 2 | オールカマー(G2) | 1 | 
| 2 | 9 | サングレーザー | 4 | 札幌記念(G2) | 1 | |
| 3 | 10 | キセキ | 6 | 毎日王冠(G2) | 3 | |
| 2017(不良) | 1 | 7 | キタサンブラック | 1 | 宝塚記念(G1) | 9 | 
| 2 | 2 | サトノクラウン | 2 | 宝塚記念(G1) | 1 | |
| 3 | 8 | レインボーライン | 13 | 宝塚記念(G1) | 5 | |
| 2016(良) | 1 | 8 | モーリス | 1 | 札幌記念(G2) | 2 | 
| 2 | 12 | リアルスティール | 7 | 安田記念(G1) | 11 | |
| 3 | 14 | ステファノス | 6 | 毎日王冠(G2) | 5 | |
| 2015(良) | 1 | 8 | ラブリーデイ | 1 | 京都大賞典(G2) | 1 | 
| 2 | 14 | ステファノス | 10 | 毎日王冠(G2) | 7 | |
| 3 | 16 | イスラボニータ | 6 | 毎日王冠(G2) | 3 | 
後ほどそれぞれ詳しくご紹介しますが・・・
上記過去10年分のデータをもとに導き出した「傾向と消しデータ」がこちら。
▼天皇賞(秋)の傾向と消しデータ▼
| 項目 | 傾向 | 消しデータ | 
|---|---|---|
| 人気別成績 | 1.2番人気の信頼度が高く 過去10年で勝ち馬は5番人気以下のみ | 10番人気以下は原則消し 買い目に含めるのは1頭まで | 
| 枠別成績 | 中枠、特に4枠が過去10年で5勝と 圧倒的で、軸に据えるなら4〜6枠を中心に構築 | 外枠、特に8枠の馬は消し。 過去10年で1度も勝利馬はなし | 
| 勝利馬 | クラシックやG1勝利馬が圧倒的に優勢 | G1馬以外は軸から原則消し。 買い目に含めても相手まで | 
| 前走別成績 | 前走でG1組に出走した馬が圧倒的優先 | 前走G3組は原則消し。 G2組は相手まで | 
では、それぞれの詳細を詳しく解説していきます。
【天皇賞(秋)】過去10年間の人気別傾向と消しデータ
| 人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | 
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 【7-1-0-2】 | 70.0% | 80.0% | 80.0% | 
| 2番人気 | 【2-1-2-5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% | 
| 3番人気 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% | 
| 4番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% | 
| 5番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% | 
| 6~9番人気 | 【0-4-5-31】 | 0.0% | 10.0% | 22.5% | 
| 10番人気以下 | 【0-1-1-56】 | 0.0% | 1.7% | 3.4% | 
過去10年のデータを振り返ると、勝ち馬の大半は1〜5番人気から出ています。
中でも1番人気は【7-1-0-2】で、単勝70%・複勝80%と信頼度は圧倒的。
2番人気も連対率50%と安定しており、軸として最も信頼できるゾーンです。
一方で、6〜9番人気の勝利は10年でわずか1回。
10番人気以下は勝ち馬ゼロ・複勝率3.4%と、ほぼ馬券圏外に沈む傾向が見られます。
この数字から見える“消しデータ”は明快で、10番人気以下は原則消し。
6〜9番人気の単勝も基本的には狙いづらく、買うなら相手候補までに留めるのが現実的です。
複勝やワイドで軽く押さえるのはアリですが、軸は素直に1〜5番人気から選ぶのが天皇賞(秋)で勝ち切るための鉄則といえるでしょう。
【天皇賞(秋)】過去10年間の枠別傾向と消しデータ
| 枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | 
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 【1-2-0-11】 | 7.1% | 21.4% | 21.4% | 
| 2枠 | 【0-1-0-16】 | 0.0% | 5.9% | 5.9% | 
| 3枠 | 【1-1-2-13】 | 5.9% | 11.8% | 23.5% | 
| 4枠 | 【5-0-1-12】 | 27.8% | 27.8% | 33.3% | 
| 5枠 | 【1-2-2-14】 | 5.3% | 15.8% | 26.3% | 
| 6枠 | 【1-2-1-15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% | 
| 7枠 | 【1-2-2-17】 | 4.5% | 13.6% | 22.7% | 
| 8枠 | 【0-0-2-20】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% | 
過去10年の枠番データを振り返ると、天皇賞(秋)では中枠(特に4枠)優勢の傾向がはっきりしています。
4枠は【5-0-1-12】で、単勝率・連対率・複勝率すべてがトップクラスで、まさに勝ち枠と言っていいでしょう。
一方で、8枠は【0-0-2-20】と極端に不振。
これだけ成績が悪いのは、東京競馬2000mのスタート位置が外寄りなことも影響し、距離ロスやポジション取りで不利を受けやすいからです。
軸に据えるなら、信頼度の高い4〜6枠を中心に構築。
相手候補としては、複勝率の安定している3枠・7枠までが現実的な狙い目です。
逆に8枠は原則消し、1枠は割引評価で組み立てるのがセオリー。
馬券戦略としては「中枠厚め・外枠軽め」が、過去のデータに最も沿った攻め方といえるでしょう。
【天皇賞(秋)】過去10年間の勝利馬傾向と消しデータ
| 年度 | 勝ち馬 | 獲得した主なG1タイトル | 
|---|---|---|
| 2024 | ドウデュース | 日本ダービー(G1) | 
| 2023 | イクイノックス | 天皇賞秋(G1) | 
| 2022 | イクイノックス | なし | 
| 2021 | エフフォーリア | 皐月賞(G1) | 
| 2020 | アーモンドアイ | ジャパンカップ(G1) | 
| 2019 | アーモンドアイ | ジャパンカップ(G1) | 
| 2018 | レイデオロ | 日本ダービー(G1) | 
| 2017 | キタサンブラック | ジャパンカップ(G1) | 
| 2016 | モーリス | 安田記念(G1) | 
| 2015 | ラブリーデイ | 宝塚記念(G1) | 
過去10年の天皇賞(秋)を振り返ると、クラシックやG1勝利馬が圧倒的に優勢という傾向が明確に出ています。
特に日本ダービーや皐月賞、宝塚記念など、春シーズンにG1タイトルを獲得した馬の好走率が非常に高いのが特徴です。
また、ここ数年はイクイノックスやアーモンドアイといった超実績型のリピート勝利も目立ち、能力上位馬が順当に結果を残す「力通りの決着」が続いています。
一方、キャリア浅い上がり馬やG1未勝利組は苦戦傾向。
G1タイトルを持たない馬の勝利は2022年のイクイノックス1頭のみで、例外的な存在といえるでしょう。
したがって、G1馬以外は軸からは原則消しで、買い目に含めても相手まで。
血統的にもディープインパクト系やキングカメハメハ系など、瞬発力型×東京巧者血統が好走しており「実績×血統×コース適性」の3点を満たす馬を中心に構築するのが、最もデータに忠実な戦略です。
【天皇賞(秋)】過去10年間の前走別傾向と消しデータ
| 前走 | 着順度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 
|---|---|---|---|---|
| G1 | 【7-7-4-19】 | 18.9% | 37.8% | 48.6% | 
| G2 | 【3-3-6-81】 | 3.2% | 6.5% | 12.9% | 
| G3 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 
| オープン特別 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 
| 3勝クラス | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 
過去10年の前走別成績を見ると、天皇賞(秋)は明確にG1組が中心。
前走G1組は【7-7-4-19】で、勝率18.9%・複勝率48.6%と好成績を残しています。
特に春のG1や海外帰りの実績馬が、そのまま地力で押し切るケースが多いのが特徴です。
一方、G2組は勝率3.2%・複勝率12.9%と一段落ち。
毎日王冠や札幌記念からの好走例はあるものの、勝ち切るまでは難しい傾向です。
さらにG3以下は馬券内ゼロ。
そのため、軸はG1組、G2組は相手まで、G3以下は消しとするのが過去データに最も沿った買い方です。
天皇賞(秋)2025 基本情報
次に、天皇賞(秋)の概要を確認していきます。
| 開催日 | 11月2日(日曜) | 
|---|---|
| 発送時間 | 15:40発走 | 
| 開催競馬場 | 東京競馬場 11R | 
| 格付け | G1 | 
| コース | 芝2000m(左) | 
| 性齢 | サラ系3歳以上(国際)(指定) | 
| 斤量 | 定量(3歳56kg、4歳以上58kg/牝馬2kg減) | 
| 1着賞金 | 1着:3億円 | 
| 投票締切時刻 | IPAT:発走1分前 競馬場・WINS・JRAダイレクト:発走2分前 電話投票:発走5分前 | 
【天皇賞(秋)2025】出走表と予想オッズ
現時点での天皇賞(秋)の出走表と予想オッズがこちら。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 予想オッズ | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走成績 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | コスモキュランダ | 14 | 77.7 | 牡4 | 58.0 | 津村 明秀 | 産経賞オールカマー(GII)8着 | 
| 2 | 2 | アーバンシック | 9 | 23.0 | 牡4 | 58.0 | A.プーシャン | 宝塚記念(GI)14着 | 
| 3 | 3 | ジャスティンパレス | 10 | 23.1 | 牡6 | 58.0 | 団野 大成 | 宝塚記念(GI)3着 | 
| 3 | 4 | ソールオリエンス | 13 | 38.8 | 牡5 | 58.0 | 丹内 祐次 | 宝塚記念(GI)6着 | 
| 4 | 5 | タスティエーラ | 4 | 8.8 | 牡5 | 58.0 | D.レーン | QE2世C(GI)1着 | 
| 4 | 6 | ブレイディヴェーグ | 6 | 12.8 | 牝5 | 56.0 | 戸崎 圭太 | 新潟記念(GIII)6着 | 
| 5 | 7 | マスカレードボール | 1 | 3.8 | 牡3 | 56.0 | C.ルメール | 東京優駿(GI)2着 | 
| 5 | 8 | ホウオウビスケッツ | 8 | 15.4 | 牡5 | 58.0 | 岩田 康誠 | 毎日王冠(GII)2着 | 
| 6 | 9 | ミュージアムマイル | 2 | 5.0 | 牡3 | 56.0 | C.デムーロ | 朝日セントライト記念(GII)1着 | 
| 6 | 10 | エコロヴァルツ | 12 | 32.7 | 牡4 | 58.0 | 三浦 皇成 | 中京記念(GIII)4着 | 
| 7 | 11 | シランケド | 5 | 10.6 | 牝5 | 56.0 | 横山 武史 | 新潟記念(GIII)1着 | 
| 7 | 12 | セイウンハーデス | 11 | 30.2 | 牡6 | 58.0 | 菅原 明良 | エプソムC(GIII)1着 | 
| 8 | 13 | メイショウタバル | 3 | 8.7 | 牡4 | 58.0 | 武 豊 | 宝塚記念(GI)1着 | 
| 8 | 14 | クイーンズウォーク | 7 | 14.5 | 牝4 | 56.0 | 川田 将雅 | 新潟記念(GIII)除外 | 
今年の天皇賞(秋)はG1馬が揃った豪華メンバー構成。
中でも注目は、ダービー2着から直行の3歳馬マスカレードボール。
実績と勢いを兼ね備え、中心視できる存在です。
また、タスティエーラやブレイディヴェーグといった王道組も地力上位。
対して、コスモキュランダ・アーバンシック・メイショウタバルなどはデータ的に厳しく、馬券候補としては割引が必要です。
総合的に見て、軸はG1直行組、相手は状態上向きのセイウンハーデス・ミュージアムマイル。
上がり勝負になれば瞬発力のある3歳勢が台頭する可能性もあります。
果たしてどの馬が今年の天皇賞(秋)を制するのか。
予想オッズは常に最新の内容に更新しますので、ぜひ参考に馬券を購入してみてください!
【天皇賞(秋)2025】AI予想まとめ
ここまで天皇賞秋2025のAI予想を公開するサイトをご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
皆さんが本記事でご紹介したAI予想を参考に、天皇賞秋で勝利を掴むことを願っています!
また、競馬戦線では天皇賞秋で役立つコンテンツを複数公開中!
天皇賞秋を攻略したい方は、ぜひ合わせてご覧ください。
天皇賞秋2025を攻略したい方必見情報

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