【2026年】ヴィクトリアマイル(G1)は荒れる?波乱傾向と穴馬の共通点を徹底解説

ヴィクトリアマイルは荒れる アイキャッチ

競馬ファンの間でも「荒れるGI」として知られるヴィクトリアマイル。

実際、過去には三連単10万円超えが何度も飛び出しており、大穴が絡む波乱決着も珍しくありません。

特に東京1600mは展開や位置取りの影響が大きく、牝馬限定戦ならではの難しさも加わることで、予想難易度はGI屈指と言えるでしょう。

そこで今回は、過去10年のデータをもとに「なぜヴィクトリアマイルは荒れるのか」を徹底分析。

さらに2026年の注目穴馬や危険な人気馬まで、元予想家目線で詳しく解説していきます。

監修者
森人志
競馬戦線 責任者

元競馬関係者として培ってきた知見を活かして、退職後は競馬予想家として活動を開始。2010年頃には某大手情報サイトの予想家ランキングで三冠を達成しました。同時期に競馬予想ブログを立ち上げ、独自の予想理論やテクニックを発信。その実績と発信力が評価され、競馬戦線創設者・田原から声を掛けられたことをきっかけに競馬戦線へ参画しました。現在も予想家として活動を続けながら、競馬戦線の責任者を受け持っています。

ヴィクトリアマイル2026の出馬表・想定オッズ

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 オッズ(人気)
1 カピリナ 牝5 56.0 横山典弘 43.7(13番人気)
2 ワイドラトゥール 牝5 56.0 横山武史 68.0(16番人気)
3 マピュース 牝4 56.0 F.ゴンサルベス 45.5(14番人気)
4 エリカエクスプレス 牝4 56.0 武豊 17.4(6番人気)
5 ケリフレッドアスク 牝4 56.0 M.ディー 82.5(18番人気)
6 ラヴァンダ 牝5 56.0 岩田望来 19.7(8番人気)
7 クイーンズウォーク 牝5 56.0 西村淳也 6.8(3番人気)
8 カムニャック 牝4 56.0 川田将雅 5.4(2番人気)
9 ココナッツブラウン 牝6 56.0 北村友一 25.8(11番人気)
10 ドロップオブライト 牝7 56.0 松若風馬 82.2(17番人気)
11 ボンドガール 牝5 56.0 丹内祐次 61.7(15番人気)
12 エンブロイダリー 牝4 56.0 C.ルメール 2.3(1番人気)
13 カナテープ 牝7 56.0 松山弘平 20.7(9番人気)
14 ジョスラン 牝4 56.0 戸崎圭太 14.7(5番人気)
15 アイサンサン 牝4 56.0 幸英明 31.4(12番人気)
16 ニシノティアモ 牝5 56.0 津村明秀 18.5(7番人気)
17 パラディレーヌ 牝4 56.0 坂井瑠星 21.8(10番人気)
18 チェルヴィニア 牝5 56.0 D.レーン 14.0(4番人気)

今年のヴィクトリアマイルは、実績馬と上がり馬が入り混じる非常に難解なメンバー構成となりました。

昨年2着のクイーンズウォークをはじめ、GI実績十分のチェルヴィニア、充実著しいエンブロイダリーなど、多彩なタイプが揃っています。

ただし、今年は「絶対的主役」と呼べる存在が不在で、オッズ以上に力差は接近している印象。

そのため、例年以上に展開・馬場・位置取りが結果へ直結しそうです。

人気サイドを軸にするにしても、ヒモ荒れは十分警戒したいレースでしょう。

荒れるヴィクトリアマイルで参考にしたい競馬予想AI

ヴィクトリアマイルのように人気馬が崩れやすいレースでは、近年「競馬予想AI」を活用するファンも一気に増えてきました。

特に近年のAIは、過去ラップ・展開傾向・馬場バイアス・追い切り評価まで数値化して分析しており、人間では見抜きにくい穴馬を拾えるケースがあります。

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中でも「カチウマの定理」は、穴馬発掘がとにかく上手いです。

例えば、大穴馬が絡んだ「天皇賞・春」の予想を見てみましょう。

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2着に激走した12番人気のヴェンテンベルクに印が入っているのはお見事。

しかも、無印だった馬は、ことごとく着外に沈んでいます。

このように、毎週高い精度の予想印が公開されるため、激走穴馬を見逃せないヴィクトリアマイルではチェック必須。

LINE友だち追加だけでヴィクトリアマイルの予想を見れるので、ぜひ参考にしてみてください。

ヴィクトリアマイルは荒れる?過去10年の配当・人気別成績を検証

ヴィクトリアマイルは、春GIの中でも特に波乱度が高いレースとして有名です。

こちらは過去10年の結果と3連単の払戻です。

年度 決着(人気) 3連単の払戻
2025年 1着アスコリピチェーノ(1番人気)
2着クイーンズウォーク(4番人気)
3着シランケド(7番人気)
26,000円
2024年 1着テンハッピーローズ(14番人気)
2着フィアスプライド(4番人気)
3着マスクトディーヴァ(1番人気)
916,640円
2023年 1着ソングライン(4番人気)
2着ソダシ(3番人気)
3着スターズオンアース(1番人気)
12,830円
2022年 1着ソダシ(4番人気)
2着ファインルージュ(3番人気)
3着レシステンシア(6番人気)
43,780円
2021年 1着グランアレグリア(1番人気)
2着ランブリングアレー(10番人気)
3着マジックキャッスル(5番人気)
28,750円
2020年 1着アーモンドアイ(1番人気)
2着サウンドキアラ(4番人気)
3着ノームコア(5番人気)
7,340円
2019年 1着ノームコア(5番人気)
2着プリモシーン(4番人気)
3着クロコスミア(11番人気)
175,040円
2018年 1着ジュールポレール(8番人気)
2着リスグラシュー(1番人気)
3着レッドアヴァンセ(7番人気)
63,640円
2017年 1着アドマイヤリード(6番人気)
2着デンコウアンジュ(11番人気)
3着ジュールポレール(7番人気)
918,700円
2016年 1着ストレイトガール(7番人気)
2着ミッキークイーン(1番人気)
3着ショウナンパンドラ(2番人気)
48,310円

実際に過去10年の結果を見ても、人気通りに収まったケースは少なく、毎年のように伏兵が馬券圏内へ食い込んでいます。

東京芝1600mという舞台設定に加え、牝馬限定戦特有の難しさもあり、能力比較だけでは決まりにくいのが特徴です。

ここでは、人気別成績や配当傾向から、ヴィクトリアマイルがなぜ荒れるのかを詳しく見ていきます。

1番人気の信頼度は低め

過去10年の1番人気成績は【3-2-2-3】で、勝率30%・複勝率70%という数字でした。

一見すると悪くないようにも見えますが、GIの1番人気として考えると決して信頼度は高くありません。

実際、2024年のマスクトディーヴァ、2023年のスターズオンアースなど、断然視された馬が勝ち切れなかったケースも目立っています。

また、2番人気は【0-0-1-9】と大苦戦しており、上位人気だから安心というレースではありません。

そもそもヴィクトリアマイルは、牝馬同士の力関係が非常に曖昧になりやすいレースです。

牡馬混合GIほど能力差がハッキリしないため、人気の過剰評価が起きやすい傾向があります。

特に前走で人気を集めた馬が、そのままヴィクトリアマイルでも過剰人気になるケースには注意が必要でしょう。

二桁人気の激走も珍しくない

ヴィクトリアマイルでは、毎年のように人気薄が馬券へ絡んでいます。

実際、過去10年で10番人気以下の馬は【1-2-1-77】。

数字だけ見ると決して高確率ではありませんが、人気を考えれば十分すぎるほど走っています。

2024年には14番人気テンハッピーローズが勝利し、2021年には10番人気ランブリングアレーが2着と激走しました。

特に東京マイルは直線が長く、展開ひとつで後方待機馬が突っ込んでくるケースも少なくありません。

さらに牝馬限定戦は精神状態の浮き沈みが結果へ直結しやすく、前走凡走馬の一変も十分ありうるため、人気だけで軽視すると危険なレースと言えるでしょう。

三連単10万円超えが頻発している

ヴィクトリアマイルは三連単高配当が頻発するGIです。

2024年は三連単91万円超、2017年も20万円超、2018年も約7万円と、毎年のように高配当決着が発生しています。

その背景にあるのが「人気馬総崩れ」というより「人気馬+穴馬」の組み合わせです。

つまり、1頭は実力馬が走る一方で、もう1〜2頭に人気薄が割って入るケースが非常に多いのです。

そのためヴィクトリアマイルは「本命か穴か」の二択ではなく「人気馬をどう疑い、どの穴馬を組み込むか」が重要になります。

ヴィクトリアマイルが荒れる3つの理由

ヴィクトリアマイルが毎年のように波乱になるのには、明確な理由があります。

単純に牝馬限定戦だからというだけではなく、東京芝1600mという特殊な条件や、春シーズン特有のローテーション事情も大きく影響しています。

ここでは、過去の傾向から見えてくる「荒れる要因」を3つに分けて解説します。

東京1600mは差し・追込が届きやすい

東京芝1600mは、日本でも屈指の差し有利コースです。

スタートから直線までの距離が長く、序盤のポジション争いが激化しにくいため、後方待機馬でも脚を溜めやすい特徴があります。

さらに最後の直線は約525mと、坂を上ってからもう一伸び必要になるため、瞬発力だけでなく末脚の持続力も求められるでしょう。

そのため、道中で脚を温存した差し・追込馬が一気に台頭するケースが多く、展開ひとつで着順が大きく入れ替わります。

近年もソングライン、アスコリピチェーノ、グランアレグリアなど、直線で外から鋭く伸びた差し馬が勝利しており「前走位置取り」だけで判断するのは危険でしょう。

牝馬限定戦はメンタル面のブレが大きい

牝馬限定戦が難しい最大の理由は、精神面の変化です。

牡馬以上に気性や体調の影響を受けやすく、前走で好走した馬が次走で一変して凡走するケースも珍しくありません。

逆に、前走で大敗していた馬が、気配ひとつで激走することもあります。

特にヴィクトリアマイルは春の終盤に行われるGIだけに、輸送・気温・テンションなど、細かな要素がパフォーマンスへ直結しやすいレースです。

実際、追い切りで気配を大きく上げてきた伏兵が馬券へ絡むケースは非常に多く、調教診断の重要度が高いGIと言えるでしょう。

前哨戦組のレベル比較が難しい

ヴィクトリアマイルは前哨戦の種類が多く、比較が非常に難しいレースです。

阪神牝馬ステークス組、中山牝馬ステークス組、大阪杯組、海外帰りなど、ローテーションが多岐に渡るため、単純な着順比較が通用しません。

例えば阪神牝馬ステークスはスローになりやすく、中山牝馬ステークスはハンデ戦で消耗度が高めです。

一方、大阪杯組は牡馬相手に厳しい競馬を経験しており、着順以上に評価できるケースもあります。

また、海外帰りの馬は能力比較こそ上位でも、状態面の見極めが難しい傾向。

このように前走内容の評価が難しいため、人気と実力が一致しにくく、結果的に波乱へつながりやすいのです。

2026年のヴィクトリアマイルも荒れる?今年のメンバーを考察

今年のヴィクトリアマイルも、例年以上に混戦ムードが漂っています。

GI実績馬は揃っているものの、どの馬にも不安材料があり「この馬で絶対」という存在は見当たりません。

むしろ今年は、展開や馬場次第で一気に着順が入れ替わる可能性が高く、例年以上に穴馬の台頭が怖い年と言えるでしょう。

人気馬に不安材料が多い

今年のヴィクトリアマイルは、上位人気馬の能力自体は高いものの、それぞれに気になる不安材料を抱えています。

馬名
エンブロイダリー 東京マイル適性そのものは高いですが、今回は初めて“追われる立場”でGIを迎える形になります。
これまで比較的スムーズな競馬が多かっただけに、厳しいマークを受けた時にパフォーマンスを維持できるかは未知数でしょう。
カムニャック 川田騎手騎乗で人気を集めそうですが、これまで強い競馬を見せてきた一方で、やや瞬発力勝負に偏る面があります。
ヴィクトリアマイル特有のタフな差し比べになった場合、最後に甘くなる可能性も十分ありそうです。
チェルヴィニア レーン騎手騎乗で注目度は高いものの、本質的には1800〜2000m寄りのタイプに映ります。
東京マイルはこなせる範囲ですが、GIレベルの速い流れになると追走面で忙しくなるリスクは無視できません。
クイーンズウォーク 能力上位なのは間違いありませんが、今回は昨年以上に各馬からマークされる立場になります。
東京コース適性は高いものの、外から早めに動かされる展開になると決して楽ではないでしょう。

このように、今年は「絶対的な軸馬」と呼べる存在が不在です。

だからこそ、例年以上に展開や馬場次第で着順が大きく入れ替わる可能性が高く、波乱決着の余地は十分あると見ています。

展開次第で浮上する穴馬候補

今年は逃げ・先行型がそこまで多くなく、展開次第では差し馬が一気に浮上しそうです。

特に注目したいのがラヴァンダです。

追い切り評価自体はもう1つですが、坂路では終いまでしっかり脚を伸ばしていました。

派手さこそないものの、差し馬らしい末脚は健在です。

前走の阪神牝馬ステークスは伸びを欠きましたが、もともと東京向きの末脚を持っており、直線の長い東京替わりで一変しても不思議はありません。

人気もそこまで上がらないタイプだけに「ヴィクトリアマイルらしい穴馬」として非常に面白い存在でしょう。

前走敗退組の巻き返しに注意

ヴィクトリアマイルでは、前走敗退組の巻き返しが頻繁に発生します。

実際に過去の好走馬を見ても、前走6着以下から巻き返した馬は少なくありません。

牝馬は調子の波が大きく、前走だけで状態を判断するのは危険です。

特に今回は、追い切りで気配を上げている馬が多く、前走内容だけで取捨を決めると痛い目を見る可能性があります。

テンハッピーローズのような「人気薄の巻き返し」は、今年も十分警戒したいところでしょう。

ヴィクトリアマイル2026で狙いたい穴馬3頭

今年のヴィクトリアマイルは、上位人気が絶対視できないメンバー構成です。

そのため、例年以上に穴馬の取捨が重要になります。

ここでは、人気ほど評価されていないものの、展開や状態次第で馬券圏内へ突っ込む可能性がある注目穴馬を3頭紹介します。

穴馬①ラヴァンダ

先ほどの述べたように、もっともヴィクトリアマイルらしい穴馬と感じるのがラヴァンダです。

前走阪神牝馬ステークスは8着でしたが、もともと瞬発力勝負向きのタイプで、東京替わりは大きなプラス材料でしょう。

追い切りでは前脚の硬さこそ見られましたが、終いの脚はしっかりしており、状態自体は決して悪くありません。

また、人気馬が差し・追込タイプに偏っている今年は、位置取りひとつで着順が大きく変わる可能性があります。

人気薄で気楽に運べる立場も魅力で、ハマれば馬券圏内突入があっても驚けません。

穴馬②ニシノティアモ

調教気配の良さならニシノティアモも侮れません。

1週前追い切りでは終い1F11秒0を記録し、最終追い切りでも脚さばきの柔らかさが目立っていました。

派手な実績こそありませんが、こういう「充実期の上がり馬」が激走するのがヴィクトリアマイルです。

津村騎手が2週続けて追い切りに騎乗している点からも、陣営の本気度が伝わってきます。

人気になりにくいタイプですが、仕上がり面だけなら十分通用していいでしょう。

穴馬③ マピュース

穴馬というには少し人気する可能性がありますが、配当妙味込みで狙いたいのがマピュースです。

1週前追い切りでは自己ベストを記録。終いまで長く脚を使えており、今回の調整過程はかなり優秀でした。

特に東京マイル向きの持続力が目立っており、直線勝負になれば非常に怖い存在です。

最終追い切りでも集中力の高い走りを見せており、状態面は間違いなく今回が上位でしょう。

人気と実力のバランスを考えると、馬券的にはかなり面白い1頭です。

まとめ|ヴィクトリアマイルは今年も荒れる前提で考えるべき

ヴィクトリアマイルは、過去のデータを見ても明らかに波乱傾向の強いGIです。

東京芝1600mという差し有利の舞台設定に加え、牝馬限定戦特有の難しさもあり、人気通りに決まりにくいレースと言えるでしょう。

今年も絶対的主役不在の混戦ムードで、人気馬それぞれに不安材料があります。

その一方で、ラヴァンダやニシノティアモのように、人気はないが条件が噛み合いそうな馬も複数存在しています。

ヴィクトリアマイルは「能力比較だけ」で考えるのではなく、展開・馬場・調教気配まで含めて総合的に判断したいレースです。

今年も「荒れる前提」で馬券を組み立てるべきでしょう。

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