【リスグラシュー】最優秀4歳以上牝馬が引退。有馬記念がラストラン

【リスグラシュー】最優秀4歳以上牝馬が引退。有馬記念がラストラン

どうも。競馬戦線の管理人ボクです。

今回はリスグラシューという馬についてのお話。

今年の宝塚記念、豪州G1コックスプレートを勝利した彼女が有馬記念を最後にターフを去ることになりました。

リスグラシューの画像

獲得賞金は5億8397万円。
(2019/11/19調べ)

ハーツクライを父に持つ5歳の女帝は2018年にJRA最優秀牝馬を受賞。

全21戦のうち連体をハズしたのはわずか3戦と、素晴らしい走りを見せてくれています。

いつかはあるだろうと思っていた”アーモンドアイ”との頂上決戦はおあずけ。

少し残念な気持ちもありますが、彼女のラストランはどのような結果になるのか、今から目が離せません。

ちなみに「リスグラシューって凄いの?」

「アーモンドアイの方が強いんじゃないの?」

という方々のためにリスグラシューがどのような馬なのか。

過去のレースにも触れながらお話したいと思います。

【リスグラシュー】相手関係が悪かった?遅咲き女帝の足跡

2016年の新潟でデビューしたリスグラシューは単勝3.4倍の1番人気に支持されましたが、7番人気のルートディレクトリに逃げ切られ2着。

出だしこそつまずきますが、そこから未勝利・アルテミスSと2連勝し、迎える阪神JFではソウルスターリングの2番人気に支持されます。

結果は2着。

フランケルを父にもつルメール騎乗のソウルスターリングは、新馬戦から圧倒的な人気と順当な結果を残し2歳の頂点に立ち、リスグラシューの行く手を阻みます。

それから翌年。

戸崎騎手から武豊騎手に変更したチューリップ賞は3着の惜敗。

迎えた桜花賞はソウルスターリング、アドマイヤミヤビに続いた3番人気に支持されましたが結果は2着。

本命のソウルスターリングこそ負かしましたが、伏兵のレーヌミノルに足を掬われてしまいます。

リスグラシューの桜花賞の画像

クラシック2戦目、オークス。

調教の調整も良く血統的にも2400は大丈夫だろう、と思われたリスグラシューの単勝オッズは5.9倍の3番人気。

実績は間違いなく”上”なのにも関わらず、競馬ファンの心はソウルスターリングとアドマイヤミヤビに向いてしまいます。

そのせいか、オークスは5着。

ライバルソウルスターリングに勝鞍を奪われてしまいました。

リスグラシューのオークスの画像

それからも惜敗の流れは変わらず、前哨戦のローズステークスは3着。

秋華賞は4番人気と支持率は下がりましたが、ディアドラの2着と人気以上の結果を残すことができました。

しかし、この流れのまま出走したエリザベス女王杯は8着と大敗。

3歳のリスグラシューは”なんとも言えない”感じで1年を締めくくることになります。

年が明けて4歳の初戦東京新聞杯(G3)で久しぶりの勝利。

ヴィクトリアマイルを視野に調整を続けますが・・・

阪神牝馬Sでミスパンテールの3着。

ヴィクトリアマイルは堂々1番人気に支持されるも、ジュールポレールを捉えることができず2着に終わります。

リスグラシューのヴィクトリアマイルの結果

そして迎えた安田記念。

完全に”陣営の焦り”としか思えない競走は8着。

リスグラシューの競走馬人生はここで幕を閉じてしまうのでは?!

とさえ思わせる1戦でしたが・・・

鞍上をデムーロ騎手に変更しアイルランド府中牝馬ステークスを2着。

モレイラ騎手で望んだエリザベス女王杯では・・・

リスグラシューのエリザベス女王杯の画像

見事に勝利!

他馬を寄せ付けぬ圧倒的な走りで初のG1を手にします。

その足で香港ヴァーズに挑戦し2着。

勝ちこそ譲りましたが、以前までの惜敗とは違う手応えを掴み1年を締めくくります。

翌年。

実績あるも、メンツの問題で5番人気とあまり支持されない金鯱賞で2着と好成績を残したリスグラシューは、日本の競馬ではなく改めて世界に目を向けることになります。

陣営が選択したのは、シャンティで行われるQE2世C(クイーンエリザベス2世カップ)。

日本からはディアドラ・ウインブライト・リスグラシューの3頭が出走しましたが、2番人気に支持されたリスグラシューは3着。

ウインブライトに勝ちを譲りますが、この凱旋帰国から心機一転。

ファン投票29位とお世辞でも”期待されているとは言えない”宝塚記念に出走。

直近の結果から3番人気に支持されたリスグラシューは、スタートこそ少し立ち遅れましたが戦団に構えて良い位置取り。

そのままの流れで大本命キセキを外からしっかりと差し切り、日本で初めてのG1を勝利します。

リスグラシューの宝塚記念の画像

陣営は勢いそのままに、豪州のコックスプレートへ向かうことを決定。

オーストラリアまでの輸送の問題や、芝の環境がどうなのか不安はありましたが、当日の単勝オッズは1.7倍のダントツ。

見事人気に応えGI2連勝。

オーストラリアの栄冠を手にします。

リスグラシューのコックスプレートの画像

リスグラシューの軌跡を軽くまとめてみました。

相手に恵まれなかった、単純に”運が悪かった”そんな気がする遅咲きの女帝は、今が一番のピークを迎えているのかもしれません。

有馬記念はリスグラシューが帰国してから初めてのレースとなります。

流石に日も空いているので疲労などの心配はありませんが、優秀の美を飾ることができるのか・・・

本番が非常に楽しみです。

【リスグラシュー】有馬記念のライバルは誰?

アーモンドアイ、ダノンプレミアム、ラヴズオンリーユーなど。

今年を代表するサラブレッドがジャパンカップや香港に向けて調整しているため、これまで以上にリスグラシュー1強になる可能性が非常に高そうな有馬記念ですが・・・

果たして本当に上手く事は運ぶのか?

ファン投票真っ只中ですが、間違いなく選ばれるであろう競走馬の中から、相手として立ちはだかる厄介な2頭を紹介したいと思います。

ワールドプレミア

ワールドプレミアの菊花賞の画像

間違いなく力を発揮できる。

有馬記念次第では来年の競馬界の中心になる馬です。

前走の菊花賞は圧倒的。

怪我や調子が整わずデビューこそ遅れましたが、全6戦で3連対率100%。

夏を超えて最も成長したライバルです。

神戸新聞杯ではサートゥルナーリアに勝ちを譲っていますが、距離や内容で考えれば間違いなく一つ上。

本番のメンツ次第ではリスグラシューと同じくらい支持されるかもしれません。

要注意です。

ヴェロックス

ヴェロックスの画像

菊花賞ではワールドプレミアの3着でしたが、実力は間違いなく上位。

条件が整えば中山の短い直線でもしっかり伸びる脚を持っています。

成長途上と経験がまだ少ないからか、早い時計は持っていませんがリスグラシューと同じ前が残る競馬になればコイツが非常に厄介です。

鞍上も川田騎手なら問題なし。

三角から仕掛け合うなら、合わせられる前に先に抜け出したいですね。

リスグラシューのライバルについてはこんな感じ。

どの馬もまだ出走が決まったわけではないのでなんとも言えませんが、ボクが挙げた2頭はファン投票にも選ばれるでしょうから、嫌でも勝負することになると思います。

ラストランが正真正銘、力を発揮しなくてはならない場になりそうです。

【リスグラシュー】引退について世間の声は?

リスグラシューが引退することについて、世間の声や意見などを調べてみました。

同日には、エリザベス女王杯2着のクロコスミアや、秋の天皇賞で3着に入ったアエロリットの引退も決定。

リスグラシュー以外にもラストランの馬が多いことから、意外にも今年一番の盛り上がりを魅せそうです。

グランプリホースに輝くのはどの馬なのか・・・

リスグラシュー 引退に一言

記事の終わりにこの場を借りて、ボクからリスグラシューへラストエールを送らせて頂きます。

有馬記念がラストランになりますが、有終の美を飾れるよう応援しています。

リスグラシュー

リスグラシューの画像

日付 レース目 鞍上 着順
2019年10月26日 豪州コックスプレート D.レーン 1
2019年06月23日 宝塚記念(G1) D.レーン 1
2019年04月28日 QE2世C O.マーフィー 3
2019年03月10日 金鯱賞(G2) A.シュタルケ 2
2018年12月09日 香港ヴァーズ(G1) J.モレイラ 2
2018年11月11日 エリザベス女王杯(G1) J.モレイラ 1