1963年10月11日生まれ。
競馬戦線のコラム・レース記事の担当者。
20歳の頃から競馬にのめり込み神戸大学を中退。
中退後は競馬で生活をしながらブログサイトで予想を発信していたところ某競馬予想サイトにヘッドハンティングされる。
その後、某競馬予想サイトの閉鎖に伴い競馬戦線にアサイン。
過去3年間でWIN5の予想を3度的中させ、重賞レースでも数々の実績を残している。競馬の知識からレース予想まで幅広く活躍する競馬予想のプロ。
馬体重の増減を最大限活かす方法|影響を読み切り回収率を上げる3つのコツを解説!

目次
どうも、競馬戦線の管理人です。
今回は競馬の「馬体重」について詳しく解説します。
皆さんは、パドックで馬体重の増減を見た際に「プラスなら強いの?マイナスは危険?」と迷った経験はありませんか?
実はこの “馬体重の増減” には、馬の仕上がり具合や狙い目コースを見抜くヒントがぎっしり詰まっています。
ということで、今回は馬体重の増減の意味と重要性を詳しく解説!
最後まで読めば、 “ただの体重表示” から馬体重の増減が勝負の味方へ変えられるはず。
ぜひ最後までお付き合いください!
馬体重の「増減」とは?レースに与える影響とは…
馬体重の増減とは、前走時と比べて示すプラスマイナスの差を表す指標のこと。
プラスは成長分や休養明けの余裕が反映されやすく、マイナスは絞り込みによる好調か疲労の兆候かで評価が分かれます。
この幅と理由を把握することで、馬の仕上がりやレース適性を推測し、馬券の精度向上に繋げることが可能です。
そんな馬券の精度を上げるために、馬体重では以下のポイントに着目しましょう。
項目 | ポイント |
---|---|
増える(+) | 休養明けの成長・筋肉アップか、余分な脂肪かを見極める |
減る(−) | 仕上がって絞れた好調サインか、疲労によるやつれかを見極める |
プラスマイナスゼロ | 同じクラスなら ±5 kg以内は“ほぼ横ばい”と考えてOK |
馬体がプラスに振れた場合はパワーとスタミナが上積みされやすく、ダートや重馬場といったタフな条件で好走するケースが目立ちます。
一方で、マイナスに振れた場合は軽快さが増し、開幕週の芝や短距離戦で瞬発力を発揮しやすい傾向も。
ただし大幅な減り過ぎはスタミナ切れのリスクもあるため、先行策を取れるかどうかが鍵です。
増減幅別に見るレースへの影響
次に、馬体重の増減幅別にレースに与える影響を解説します。
まずは、以下表をご覧ください。
状況 | どうなることが多い? | ねらい目 |
---|---|---|
+10kg以上の増 | パワー型になりやすい | ダート・重馬場 |
−10kg以上の減 | 軽快さアップ | 開幕週の芝・短距離 |
±0〜4kg | 前走同様の状態キープ | 安定して走る人気馬 |
馬体重は数字だけでなく「増減したことによる影響」を考えることが大事です。
+10㎏超は筋肉増でパワー型になりやすく、ダートや重馬場が狙い目。
−10㎏超は絞れた好調か疲労かで評価が分かれ、軽い芝の短距離で穴をあけることもあります。
±0〜4㎏は状態安定で人気馬を軸にしやすい範囲です。
休養期間・追い切り内容・当日の馬場を合わせて判断すれば精度が上がるでしょう。
クラス別に見る馬体重の最大増減幅について
続いては、クラス別に見る馬体重の増減幅の目安を見ていきます。
まずは、以下の表をご覧ください。
クラス | 許容ライン(前走比) |
---|---|
新馬・未勝利 | ±15〜20kgまでなら大きなマイナス材料になりにくい。 成長期の増加はむしろ好材料。 |
1勝〜3勝クラス | ±10〜15kgが目安。調整失敗かどうかを 追い切り時計で補足確認。 |
重賞・オープン | ±8〜10kg以内が理想。 古馬で−12kg以上は疲労を疑い、 +12kg以上は余分な脂肪を警戒。 |
JRAの過去10年データで確認できる馬体重増減の最大幅は+34kgと−28kg。
ただ、これほど極端に動くのは3歳新馬や長期休養明けなど特殊なケースがほとんど。
実際には、新馬・未勝利なら±20kg、1〜3勝クラスで±15kg、重賞以上は±10kgが許容ラインの目安。
特に重賞のようなハイレベル戦では、仕上がりがピークに近い馬ほど前走比±10kg以内に収まります。
つまり「クラスが高いほど体重変動が小さい馬=コンディション良好」と考え、大きく振れた馬は割引くのが無難でしょう。
また、古馬で−12kgを超える減少は疲労、+12kg超の増加は余分な脂肪を疑うべきサインとなります。
極端な変動を見かけたら、休養期間や追い切り内容、馬体の張りを合わせて確認し、過信せずに評価を調整しましょう。
馬体重の増減を活かして回収率を上げる3つのコツ
ここからは、馬体重の増減を活かして回収率を上げるコツを解説!
今回ご紹介するコツは以下の3つ。
回収率を上げる4つのコツ
- ±0〜4kgの堅実型は“ヒモ穴”で拾う
- 大幅増(+16kg以上)は単勝より複勝オッズを優先
- 大幅減(−12kg以上)は短距離戦の先行馬に絞ると妙味
それぞれ詳しく解説していきます。
±0〜4kgの堅実型は“ヒモ穴”で拾う
前走比±4kg以内の馬は体重変動が小さく、コンディションが安定しています。
軸に据えると配当が低くなりがちですが、ヒモに回して人気薄と組むのがおすすめ。
そうすれば「安定感で的中率を支える堅実型+高配当を呼ぶ穴馬」の役割分担で回収率を伸ばすことが可能。
具体的には・・・
回収率を上げる予想の手順
- 堅実型を1~2頭選ぶ
- オッズ20倍以上の穴馬2~3頭と馬連・三連複で組む
- 点数を6~9点に絞り浮いた資金を厚めに張る
この手順で的中時の払戻しを底上げし、外れた場合の損失を抑えることで長期的にプラス収支へ近づけるでしょう。
大幅増(+16kg以上)は単勝より複勝・ワイドを優先
前走比で+16kgを超えた馬は「一変すれば高配当、太め残りなら凡走」という振れ幅の大きなタイプです。
このリスクとリターンを両立させるには、単勝1点よりも複勝+ワイドの併用が有効です。
大幅増(+16kg以上)で予想をする際のコツ
- 複勝で3着以内に入りさえすれば資金を回収できる“保険”を掛ける
- 人気馬とのワイドで的中率を補強しつつ高配当の上乗せを狙う
この狙い方がおすすめです。
また、オッズが10倍以上になるケースでは、ベット額を通常の1.5〜2倍に増やして期待値を引き上げると、長期的に回収率が伸びやすくなります。
ただ単に賭けるのではなく、馬券代も戦略に入れてみるといいでしょう。
大幅減(−12kg以上)は短距離戦の先行馬に絞ると妙味
−12kg以上の減少は、絞り込みに成功した好調パターンと、疲労で削れた不安パターンの両面があります。
狙うなら・・・
- 距離1200〜1400m
- 逃げ先行
- 最終追いで自己ベスト級
の三条件を満たす馬に絞り、以下の買い方がおすすめ。
資金配分 | 券種 | ねらい |
---|---|---|
70% | 複勝 | 3着以内で資金を回収する“保険” |
30% | ワイド(相手は人気馬) | 的中率を確保しつつオッズ上乗せ |
的中後の利益分 | 単勝 | 走ったときの跳ね返りを最大化 |
まず軍資金の7割を複勝に投入し、3着以内で“元手を守る保険”をかけます。
次に残り3割で人気馬とのワイドを組み、的中率を保ちながら配当を上乗せしましょう。
複勝+ワイドで得た利益が出たレースだけ単勝に再投資すれば、一撃配当を狙いつつリスクも抑えられます。
なお、最初に挙げた三条件(距離・脚質・追い切り)を満たさない馬はきっぱり切り、無駄な点数を省くことが長期的な回収率アップの近道です。
馬体重の増減まとめ
ここまで馬体重の増減について詳しく解説してきました。
競馬初心者が軽視しがちな馬体重ですが、把握しておけば馬券を上手に買えるようになるでしょう。
また、競馬戦線では馬体重以外の要素を含んだ「馬券の上手な買い方」を別記事にて公開中。
詳細は下記関連記事からご覧ください。
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