競馬で勝てない理由はギャンブルの仕組み・心理的特徴・買い方にあった!

競馬で勝てない理由と安定して勝つためのコツ

「そこそこ当たってるのに、お財布の中身は潤わない」

「予想は当たるけど、利益がほとんど出ない」

実は、競馬において『勝てない(収支がマイナス)』のと『当たらない(的中しない)』のは全くの別物。

「予想精度を上げれば、稼げるようになる」と思っているうちは、絶対に勝てるようにはなりません。

そこで本記事では、競馬で勝てない理由を「仕組み」「心理的特徴」「買い方」の3つに分けて徹底解説!

勝てない理由を踏まえて、競馬で勝つためのコツもご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者
森人志
競馬戦線 責任者

JRAにて約12年間、広報・営業・トレーニングセンター業務に従事。退職後は競馬予想家として活動を開始し、2010年頃には某大手情報サイトの予想家ランキングで三冠を達成しました。同時期に競馬予想ブログを立ち上げ、独自の予想理論やテクニックを発信。その実績と発信力が評価され、競馬戦線創設者・田原から声を掛けられたことをきっかけに、競馬戦線へ参画しました。現在は予想家として活動を続けながら、競馬戦線の責任者を受け持っています。

【大前提】競馬で“勝てない”と“当たらない”は性質が異なる!

大前提として、『競馬で勝てないのと当たらないのは性質が大きく異なる点』を理解しておくことが重要です。

なぜなら、両者の性質が大きく異なるとなれば、勝てない理由や当たらない理由が違うのはもちろん。

それぞれの悪い状況を打開するためのアプローチの仕方も大きく変わってくるからです。

勝てない理由と当たらない理由の違い
  • 勝てない理由:ギャンブルの仕組み,人間の心理的特徴,誤った買い方によるもの
    解決策:勝てない理由を踏まえて、利益を担保できるような買い方を心掛ける
  • 当たらない理由:馬の実力,展開,馬場や距離適性,枠などの分析力不足によるもの
    解決策:競馬の知識や当てるコツをマスターして、予想の精度を上げる

前述した通り、競馬で勝てない理由は大きく分けて3つ存在しています。

競馬をする上で絶対に避けられない『ギャンブルの仕組み』と『心理的特徴』によるもの。

そして、『誤った買い方』によって、収支がマイナスとなっているケースが挙げられます。

本記事では、勝てない理由を解説していくとともに、打開策となる安定して勝つためのコツをご紹介していきます。

現時点で「そもそも予想が当たらない」と感じている方は、別の解決策となる以下の記事をチェックしてみてください。

勝てない理由は競馬(ギャンブル)の仕組みにある

「絶対に勝てない」「勝てるわけがない」と言われている最大の理由は、ギャンブル(競馬)自体の仕組みにあります。

勝てない理由①競馬の仕組みによるもの
  • 賭けた時点で胴元の取り分(控除率)が差し引かれる
  • 的中者が多いほど配当が下がる仕組みになっている

競馬をする上で避けられない問題ではありますが、この仕組みを知っておくだけで勝ちやすくなるのも事実。

今ここで確実に押さえておきましょう。

賭けた時点で胴元の取り分(控除率)が差し引かれる

競馬で勝てない最大の理由となっているのが『賭けた時点で胴元の取り分が差し引かれる点』です。

大前提、胴元(JRAやNRA)によって管理運営されている競馬では、控除率というものが存在しています。

控除率とは

競馬の控除率とは、馬券の総売上から主催者(JRAや地方競馬)が手数料として差し引かれる割合のこと。基本的に25%(券種によって異なる)が控除され、残りの75%が的中者の払い戻し総額となる。

競馬勝てない理由「賭けた時点で主催者の取り分(控除率)が差し引かれる」 

私たち競馬ファンの投資金額に対して、25~30%の控除率(券種によって異なる)が事前に差し引かれます。

そのため、競馬で賭けた時点で還元される金額は70~75%。

10,000円賭けた場合、7,000円が還元される仕組みとなっています。

「勝負する前から投資金額が目減りする」この仕組みこそが、競馬で勝てない最大の理由です。

的中者が多いほど配当が下がる仕組みになっている

競馬の配当は『券種別の総売上』と『的中馬券の総額』によって変動する仕組みとなっています。

競馬勝てない理由「的中者が多いほど配当が下がる仕組み」

券種の売上(投票者数)が少ない券種の場合、配当総額も少なくなるためオッズも必然的に下がります。

また、的中者が多ければ多いほど的中馬券の総額が上がり、1人あたりの配当が下がるといった仕組みです。

この仕組みを理解すると、ニッチな券種で人気決着を狙った場合、当たっても全く稼げないことが想像できるでしょう。

競馬で勝てない(収支がマイナス)方は、この仕組みを理解した上で、より効率良く稼ぐことを重視しなければなりません。

人間の心理的な特徴にも競馬で勝てない要因がある

競馬で勝てない理由は、前項でご紹介した“仕組み”によるものだけではありません。

実は、人間の心理的な特徴にも勝てない理由が存在しているのです。

勝てない理由②人間の心理的特徴によるもの
  • 惜しかった時に「当たった」と錯覚してしまう
  • 連敗した後に「次こそ勝てる」と思い込んでしまう

私を含めた、競馬ファン全員に当てはまる欠点と言っても過言ではありません。

「自分には関係ない」と他人言にはせずに、必ず理解しておきましょう。

惜しかった時に「当たった」と錯覚してしまう

ハナ差やクビ差で外れた時に「惜しかった、次は勝てる!」

あるいは、トリガミの時に「ほぼ勝ったようなもの」など。

結果に反して勝ったような感覚を経験した方も多いのではないでしょうか。

このような感覚のことを“ニアミス効果”といい、負けたにも関わらず勝った時と同じような感情を抱いてしまう心理的事象となっています。

ニアミスとは、ギャンブル行動の結果そのものは失敗でありながら、惜しい結果に終わった場合を指す。ギャンブル行動の結果を的中同然に錯覚させる効果があることが示唆されている。

引用:専修大学院文学研究科

このニアミス効果によって「自分は間違ってない」と錯覚し、ロクな振り返りもせずに次のレースに挑み続けてしまいます。

特に、「1,000円だけ」と軽い気持ちで始めた競馬で気が付いたら、数万円単位で負けていたという方は要注意。

どんな内容であっても勝ち・負けに忠実になって、常に冷静な判断を心掛けましょう。

連敗した後に「次こそ勝てる」と思い込んでしまう

負けが続いた時に「次こそ勝てる!」「もう負けないでしょ」。

といった根拠のない期待を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。

こうした誤った感覚のことを、『ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)』と言います。

ギャンブルに熱中している多くの人に共通するのは、「これだけ続けたのだから、そろそろ当たりが出るはずだ」という思い込みである。しかし実際には、当たりが出る保証はまったくなく、気づいたときには大金を失っていることが多い。過去の結果が今後に影響しないにもかかわらず、「次は当たるに違いない」と信じてしまう現象をギャンブラーの誤謬という

引用:UX TIMES(ギャンブラーの誤謬)

各レースの当たる確率は独立しているため、前のレースで外れたからといって、次が勝ちやすくなるなんてことはありません。

さらに、失ったお金を取り戻そうとする「サンクコストの呪縛」が加わると、どこかで無謀な大勝負に出てしまい結果的に大ダメージを負うことになります。

そうならないためにも一時的な感情に流されずに、利益を重視したスマートな競馬予想を心掛けましょう。

競馬で勝てない理由は買い方にもある!誤った買い方3選

「本気で予想しているのに、なぜか勝てない⋯」

その原因は、あなたが無意識的にやってしまっている『誤った買い方』にあるかもしれません。

勝てない理由③誤った買い方によるもの
  • 勝機がないレースにも手を出してしまう
  • 「当てる」を優先した多点買い
  • 各券種の特性を活かせていない

中には「当たり前でしょ」って思う方もいるかもしれませんが、買い方面で勝てない理由は至ってシンプル。

知っているではなく、常に実践できるレベルにするためにも見逃し厳禁です!

勝機がないレースにも手を出してしまう

大前提、競馬で勝つには勝機がないレースを見する(見送る)勇気が重要ですが⋯

勝てない時こそ「全レース買って取り戻したい」「メインレースだから参加しないと損」と考えて、闇雲に勝負してしまいがちです。

勝ちやすいレース

ハンデのないレース
⇒馬の実力が反映されやすい

少頭数のレース
⇒当たりやすく、少点数で勝てる

重賞レース(G1)
⇒期待値の高い実力馬を出やすい

勝ちにくいレース

新馬戦,未勝利戦
⇒判断材料が少ない

ハンデ戦
⇒荒れるよう意図されている

重馬場,不良馬場
⇒各馬の実力が発揮されにくい

しかしながら、勝ちやすいレースとそうではないレースがある以上、何も見極めずに勝負し続けるのは自殺行為。

勝機がないレースにも挑んでしまった結果、自ら勝てない状況に陥っているのです。

そのため、勝てない状況下であっても当たる確率と稼げる金額を踏まえて、勝ちやすいレースを冷静に選ぶようにしましょう。

「当てる」を優先した多点買い

当てたい一心で買い目を広げる行為は、投資効率の低下に繋がるため、トリガミ(利益が出ない状態)を招きます。

稼げるかどうかが肝となる勝ち負けの観点で言えば、トリガミは実質的な負けです。

例えば、1点1,000円の20点買い(計20,000円投資)で、オッズ15倍の馬券が的中したとしましょう。

的中には代わりありませんが収支が-5,000円となれば、れっきとした負けです。

このように「当てるためなら、多少点数を増やしても大丈夫」という考えが、競馬で勝てない状況を作り出しているのです。

点数を増やしたい気持ちをグッと堪えて、的中した時に利益が担保できる点数に収めるようにしましょう。

各券種の特性を活かせていない

競馬で勝てない最大の理由として、各券種の特性を活かせていないケースが挙げられます。

全9種類ある券種それぞれで的中条件・当たる確率・平均配当が異なるため、券種毎に勝つための戦略も異なります。

にも関わらず、勝てない人は「配当が高いから三連単」・「当たりやすいから複勝」といった安易な理由で券種を選び、その券種の強みを活かせていません。

券種の強みを活かせていない事例
  • 「3連単」で荒れやすいレースを狙う
    ⇒当てるのが最も難しい3連単において、どの馬が好走してもおかしくないレースを狙うのは至難の業。当てるとなれば点数と投資額が膨れ上がります。結果として、当たっても利益が残らないか、的中前に資金が尽きるリスクが圧倒的に高いです。
  • 「複勝」で堅いレースを狙う
    ⇒当たりやすい券種×予想しやすいレースで的中を重視する戦略。稼ぐとなれば点数を最小限に抑える技術や資金調整のスキルを要します。配当が低くなりやすく、当たっても大した稼げない。

上記のように、券種の特性を活かせていない状態で勝負し続けても、JRAや地方競馬の養分となるだけです。

そうならないためにも、各券種の強みが活かせる条件や狙い方を身に付けることが勝つためには欠かせません。

元予想屋直伝!競馬で安定して勝つためのコツをご紹介!

ここからは、競馬歴20年超えの元予想屋[森人志]直伝の競馬で安定して勝つためのコツをご紹介していきます。

競馬で安定して勝つためのコツ
  • 勝ち続けているプロの競馬予想を活用する
  • 期待値の高い馬を選ぶようにする
  • 消去法を活用して点数を抑える
  • 券種の特性を最大化する

ご紹介してきた競馬で勝てない理由を踏まえて、賛否両論あるかと思いますが⋯

上記のコツを実践できるようになれば、今よりも確実に勝てる可能性は上がります。

勝てない状況の打開策として、確実にマスターしていきましょう。

期待値の高い馬を選ぶようにする

競馬で勝つためには、「最も強い馬」ではなく「実力以上に高いオッズが付いている馬」を見つけることが重要です。

どれだけ勝率が高くても、オッズが実力以下(過剰人気)であれば、長期的な収支はマイナスに収束します。

一方で、勝率が低くても「本来の勝率よりも高い配当」がついている馬を買い続ければ、収支はプラスとなるのです。

例えば、前走で不利があって大敗した実力馬や、特定のコース条件だけで激走する穴馬が狙い目。

投票者の大半が「直近5レースの着順」で出走馬の良し悪しを判断するため、直近で実力が発揮できなかった馬のオッズは本来の勝率以上に跳ね上がります。

このように配当妙味のある馬(期待値の高い馬)を狙うことこそが、競馬で勝つための秘訣です。

「強いから買う」という安易な考えを捨てて、「この勝率でこの配当なら得だ」という稼ぐための判断基準を重視しましょう。

消去法を活用して点数を抑える

前述した通り、多点買いをすることで投資額がかさむため、勝てない状況に陥ってしまうケースがあります。

これを踏まえて、競馬で勝つためには「来る馬を探す」よりも「来ない馬を排除する」ことが重要です。

好走する可能性が限りなく低い馬を消去することで、選択肢が狭まるため点数を抑制することができます。

分かりやすい例として、3連複で勝負すると仮定し、18頭立てのレースで5頭消去したとすると⋯

  • 消去前:1(的中総数)÷816=0.12%
  • 消去後:1(的中総数)÷286通り=0.34

消去前と後で当たる確率を約3倍引き上げることができます。

こうして選択肢を減らすことで当たる確率を上げて、少ない点数でも勝ちやすくするのがポイント。

ちなみに、消去すべき馬の見極め方は以下の通りです。

  1. 極端な距離延長・短縮がある馬
  2. 近走成績が不安定な馬
  3. 馬場状態に適してない馬
  4. 昇給初戦・休み明け
  5. 馬体重に10kg以上の増減

過去の統計上、上記項目に該当する馬は高確率で凡走となっているため、積極的に選択肢から削るようにしましょう。

券種の特性を最大化する

競馬で安定して稼ぐためには、券種の特性を最大限に発揮できる条件・狙い方で勝負することが重要です。

全9種類の券種には、それぞれ「得意な戦場」と「効率の良い買い方」が存在します。

例えば、的中率が低い三連単は「当てるための点数」を抑えられる堅いレースでこそ利益が最大化し、逆に的中率の高い枠連やワイドは、紛れのある混戦レースでこそ「拾い漏れ」を防ぐ強力な武器になります。

武器(券種)の強みを引き出す場所を間違えなければ、自ずと回収率は100%を超えていきます。

そこで、元予想屋[森人志]が厳選した勝ちやすい券種と最適な狙い方をまとめました!

券種 当たる確率(18頭)
オススメ度
最適な条件 狙い方
枠連軸1頭流し
(軸1+相手4/4点)
11.1%
★★★★★
・軸は堅いが相手が絞り切れない時
・多頭数で展開が読みにくい時
・軸枠を1つ決めて、期待値の高い相手4枠に流す
・1点厚張りで低配当でも利益を積み上げることが可能
三連複フォーメーション
(2-4-7/15点)
1.8%
★★★★☆
・軸が2頭で相手が絞り切れない時
・1,2着が堅めで3着に伏兵が来そうな時
・出走頭数が少ない時
・1列目に軸2頭、2列目に4頭、3列目に7頭
・中穴~大穴を狙い撃ちして配当を担保
ワイド軸1頭流し
(軸1+相手2/2点)
1.3%
★★★☆☆
・人気上位馬に不安要素がある時
・実力以上にオッズがついている馬がいる時
・期待値の高い馬から人気上位馬3頭に流す
・荒れそうな時は複勝,展開が読める時はワイド

上記テーブルを参考に、各券種の特性にマッチした条件下で、最適な狙い方をすれば勝率アップは確実です。

ワイド→三連複→枠連の順で勝ちやすくなっているので、ぜひ実践してみてください。

より詳しい内容が気になる方は、下記の記事も必見です!

まとめ:勝てない理由を攻略すれば競馬で勝ち組になれる!

競馬で勝てない理由の全てが、あなたの「運」や「才能」由来という訳ではありません。

『競馬の仕組みによるもの』と『人間の心理的特徴によるもの』が大半を占めているのです。

この仕組みを知り、心理を制し、正しい買い方を実践すれば、収支は自ずとプラスへと転じます。

  • 「当たらない」と「勝てない」を混合しない
  • 勝てない理由は大きく分けて3つ
  • 競馬の仕組みと人間の心理による欠点を知る
  • 期待値を追い、買い目を絞る
  • 券種の強みが活かせる買い方をマスターする

本記事でご紹介した競馬で当たらない理由から、安定して勝つためのコツを完璧にマスターできるかどうかが肝となります。

当てることに固執するのではなく、収支をプラスにすることを常に心掛けましょう。

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