「何度も馬券を買っているのに全然当たらない…」
「負けが続いて資金だけがじわじわ減っていく」

そんな負のスパイラルから抜け出せず「結局、何をどう買えばいいの？」と感じていませんか？

競馬は“当てる”だけでも、“一点豪快に狙う”だけでも長くは勝てません。

必要なのは、当たる確率を高めつつ、当たった時にきちんと増やせるように設計された上手な買い方です。

この記事では、競馬歴20年以上の執筆者がおすすめする「競馬の馬券の上手な買い方」をご紹介！

的中率と回収率を同時に引き上げる「買い方」を具体的に解説し、レベル別に“今日から使える買い方”として提示します。

競馬の馬券の上手な買い方とは“当てる技術”と“増やす設計”の両輪である。

この原則を出発点に、あなたの馬券を“運任せ”から“再現可能”な買い方に導きます。

ぜひ本記事を最後までご覧ください。

【大前提知っておきたい】馬券を上手に買うために無料で使えるツール

ここからは、馬券を上手に買うための予想ツールをご紹介します。

このツールは競馬予想のプロも使うもので、初心者から上級者まで幅広く使うことが可能。

実際にそのツールを使い馬券を買ったところ・・・

収支を大幅にプラスにすることができました！

このように馬券を上手に買うためには、どう予想するかも大事ですが、何を参考にするのかがとても重要。

ちなみに、これら3つのサイトの具体的な使い方をご紹介すると・・・

1. 回収率重視→ニジュウマル
2. バランス型→サラコレ
3. 的中率重視→競馬2.0

どのツールもLINEで公式アカウントを追加するだけで無料で使えるので、馬券を買う前に確認だけでもしておきましょう！

競馬の馬券の種類・的中確率・平均配当の早見表

馬券の上手な買い方をご紹介する前に、競馬で買える券種を一覧でご紹介します。

各券種の的中確率・平均配当も合わせてご覧ください。

※18頭立てフルゲートの際の的中確率

券種によって的中の条件や当てる難易度は様々。

当てる難易度が低い券種の平均配当は低くなり、当てる難易度が高い券種の平均配当は高くなるのが特徴です。

そして、競馬初心者は単勝・複勝・ワイドを選び、地道に競馬に慣れていくのがおすすめ。

「回収率100％を超えるためにも高難易度の券種で勝負すべきでは？」

と勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

また、そもそもで競馬の知識が全くない方は別記事で基礎知識を抑えてから馬券を購入することがおすすめです。

【初心者向け】まずは複勝中心の買い方で的中率を上げよう

競馬初心者は、複勝のような当たりやすい券種で、的中体験を積み重ねることが重要です。

複勝の詳細は以下の通り。

出典：JRA

複勝は「その馬が3着以内に入れば的中」となるシンプルな券種。

初心者でも結果が出やすく、買い方や資金管理を安定して練習できます。

そんな複勝で馬券を買う際のポイントは3つです。

1. 賭け金を固定すること
   ↳1日の予算を決めておき、1レースあたりはその2〜5％に統一
2. 本命の選び方を決めておく
   ↳「人気がある」・「得意条件」などの条件を事前に決めておく
3. レース結果を記録する
   ↳複勝で当て癖を作り、何故当たったのか試行回数を増やす

大事なのは③でご紹介した「試行回数を増やす」こと。

この試行回数の数こそが、あなたを競馬初心者から脱却させ、馬券を上手に買えるようになるための鍵になるはずです。

配当が控えめでも問題ありません。

複勝で“当て癖”をつくり、根拠の精度と資金の規律を体に染み込ませる。

それが、初心者を卒業し次のステップへ進む最短ルートになります。

また、複勝で勝ってる人のより具体的な買い方は以下関連記事よりご覧ください。

より詳しい買い方はこちら

複勝で勝ってる人の馬券の買い方を解説！

【中級者向け】ワイド・馬連の馬券の上手な買い方

次に、ワイド・馬連の馬券の上手な買い方をご紹介します。

まずはワイドから。

ワイドのおすすめの買い方

ワイドは「選んだ2頭がそろって3着以内に入れば的中」という、初心者でも比較的挑戦しやすい券種。

そんなワイドでおすすめしたい買い方は、フォーメーション買いです。

フォーメーションとは、「軸にする馬」と「相手に流す馬」を分けて組み合わせる買い方です。

例えば、軸1頭＋相手4頭なら以下のような組み合わせができます。

ワイドフォーメーションの買い方例

軸：1番人気の馬
相手：3番人気、5番人気、7番人気、10番人気

この場合の組み合わせは点数は4点。

少ない点数ですが、十分的中を狙えるおすすめの買い方です。

そんなワイドフォーメーションのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット

買い目を絞れるため、ボックス買いより資金効率が良い

人気馬を「軸」にして、穴馬を「相手」にすることで リターンと安定感の両立が可能

デメリット

軸にした馬が馬券外に飛ぶと一気に外れになる

相手の選び方が甘いと的中しても配当が安くなる

ワイドは初心者にとって「的中を体感しやすい」券種ですが、闇雲にボックスを買うと点数が増えて損をしがちです。

ワイドではフォーメーションで点数を絞って回収率を最大化させることを意識しましょう。

また、ワイドフォーメーションでも相手馬の選び方次第で配当が大きく変わります。

相手馬の選び方を間違えないためにも、ワイドフォーメーションについて知見を深めておきましょう。

関連記事

ワイドフォーメーションとは？最強の買い方も併せて徹底解説！

馬連のおすすめの買い方

馬連は「選んだ2頭が1着・2着に入れば的中（順番は不問）」という券種です。

複勝・ワイドよりも配当が高くなる傾向があり、少し慣れてきた初心者が次に挑戦するのにぴったり。

そんな馬連でおすすめしたいのがボックス買いです。

例えば「4頭ボックス」を選ぶと、以下のような組み合わせが自動的に購入されます。

馬連ボックスの買い方例

選んだ馬：1・3・5・7
組み合わせ：1-3 / 1-5 / 1-7 / 3-5 / 3-7 / 5-7
合計：6点

馬連の平均配当は5,000円。

ボックス買いである程度点数を増やしても利益は出るでしょう。

そして、馬連ボックスで勝負するメリット・デメリットが以下の通り。

メリット

軸馬を決めなくてもよいため、初心者でも安心

人気馬と穴馬を混ぜることで、的中時に大きな配当を狙える

「どの馬が来るか迷う」レースで特に有効

デメリット

選ぶ頭数が増えるほど点数が膨らみ、資金がかさむ

人気馬ばかり選ぶと、的中しても配当が低くなることが多い

馬連においてはフォーメーションも有効ですが・・・

着順不問とはいえ、2着以内を予想する馬連はワイドに比べて難易度が高いことも事実。

一方、ボックスなら 選んだ馬同士で1着・2着になればOK。

「この馬も気になるけど、どっちを軸にすべきか分からない…」という初心者特有の悩みを解決でき、的中チャンスを広げられるのです。

そんなワイドボックスの詳しい賭け方を知りたい方は、以下関連記事から詳細をご覧ください。

関連記事

馬連フォーメーションは最強の買い方！？買う際の注意点からメリット・デメリットまで徹底解説！

初心者が絶対に避けるべきNGな買い方！

ここからは、馬券を購入する際にやってはいけない典型的な失敗パターンをご紹介します。

競馬戦線が考える「NGな買い方」は以下の7つです。

1. 穴馬のみで購入する
2. 馬場状態や天候を無視する
3. 人気馬のみで購入する
4. 深く考えずにボックス買いをする
5. 競馬好きの友人の言う事を鵜呑みにする
6. AI予想に全部任せる
7. 資金配分を考えずに賭ける

これらは一見ありがちな行動ですが、1つでも当てはまっていると非常に危険。

なぜなら、的中率や回収率を下げてしまう最大の要因になるからです。

感覚だけで買ってしまうと、当たったとしても長期的にはマイナスになる可能性が高いのです。

もし、当てはまっている方がいれば、今すぐに下記関連記事を確認して認識を改めておきましょう。

軍資金別に考えるおすすめの馬券の上手な買い方

ここまでは、各券種ごとの“馬券の上手な買い方”を紹介してきましたが・・・

「自分の予算に合った買い方が知りたい」「〇〇円までならどんな買い方があるのか？」

そんな声に応えるべく、競馬戦線では「軍資金別別の馬券の上手な買い方」をご紹介していきます。

軍資金に応じたリスク管理はもちろん、シーン別の最適解を見つけられるコンテンツになっていますので、ぜひ参考にしてみてください！

軍資金1,000円以内でおすすめの買い方

以下のテーブルでは軍資金1,000円以内で参加できる馬券の上手な買い方をご紹介しています。

※各券種の賭け方部分をタップすれば参考の買い目を見ることができます。

中でもおすすめする軍資金1,000円以内で可能な上手な買い方は、3連複5頭ボックス。

買い目のバランスとしては、上位人気（1〜5番人気）から3頭。

中穴〜下位人気（6〜10番人気）から2頭選ぶ「3+2構成」がおすすめです。

この5頭で組む3連複ボックスでも万馬券は十分に狙えますし、下位人気馬が2頭以上絡めば10万超えの配当も得られる可能性も。

的中率と夢のある配当の両立を狙える構成です。

ただし、5頭で構成する3連複ボックスは全10点、的中確率としては約1/6。

手堅さを求めるのであれば、同じ5頭で馬連ボックス（全10点）と併用し、各100円ずつで計2,000円投入するのもひとつの戦略です。

堅実な馬券との併用が、長く楽しむための鍵になりますので意識しましょう。

軍資金5,000〜10,000円以内でおすすめの買い方

以下のテーブルでは軍資金に余裕ある方向けに5,000円〜10,000円以内で参加できる馬券の上手な買い方をご紹介しています。

※各券種の賭け方部分をタップすれば参考の買い目を見ることができます。

中でもおすすめする軍資金5,000円〜10,000円以内で可能な上手な買い方は、三連単フォーメーションの2‐4‐6です。

購入点数は24点なので軍資金に余裕がある方は、投資金額で調整するのがベスト。

高配当も十分に狙えるの賭け方なので投資金額によっては一攫千金も夢じゃありません！

三連単フォーメーションの2‐4‐6のメリットを簡単にまとめると・・・

この買い方を活かす上で最も重要なのは、出走馬の力が拮抗している混戦レースを選ぶことです。

だからこそ、出走馬同士の実力差や展開次第で結果が変わりそうな「波乱含み」のレースで活用するようにしましょう！

今週末に挑戦！初心者が試すべき3つの買い方アクション

ここまでの記事を読んだあなたは、他の初心者と知識面では少し差ができたでしょう。

しかし、ただ読むだけでは「知識を得ただけ」で、馬券の買い方は上達していません。

大切なのは、小さく実践しながら経験を積むこと。

ここからは、初心者が無理なく成長できるように「実践チェックリスト」と「1か月プラン」をご紹介します。

馬券を買う前の実践チェックリスト

この5項目をクリアしてから馬券を買うようにすると、衝動買いや無駄打ちを防ぎ、的中率も自然と安定します。

馬券を購入する前に、必ずこのチェックリストを確認しておきましょう。

1か月で馬券を上手に買うためのプラン

上手く馬券で勝利を重ねていくためには経験を積み重ねていくことが大切です。

経験を積むための方法をステップにまとめたので、まずは1つずつ実践していきましょう。

競馬は「一度の的中」で上達するわけではありません。

外れても「なぜ外れたのか」を振り返ることが、次の的中につながります。

小さな成功体験を積み重ねる、失敗を恐れず学びに変える

この2つを継続することで自分のスタイルが身につき、初心者でも1か月で確実に成長できます。

ぜひ今週から試してみてください。

【上級編】馬券を買う上では馬選びが最も重要！

ここからは、上級編である程度馬券を買っても収支をプラスにできた人におすすめ。

馬券の精度を高めるには、「どの馬を選ぶか」が重要なポイント。

初心者の方でも失敗を減らしやすくなるように、ここでは「馬選び」で意識しておきたい以下の4つのポイントをご紹介！

なんとなく馬を選ぶではなく、根拠のある1頭を選べるきっかけとなるポイントなのでぜひ、抑えておきましょう。

ポイント①：直近で掲示板（5着以内）に入っているかをチェックする

競馬では、馬のリズムや勢いが成績に直結します。

近走で5着以内に入っている馬は、例え勝っていなくても状態は安定していると見て良いです。

とくに注目したいのは「着順より着差」。

着差0.2秒以内であれば、上位と力差がほとんどない証拠、勝ち馬と互角の力を持っていた可能性が高いです。

反対に、着差1秒以上の大敗が続く馬は、調子を落としているか能力的に壁があるケースが多め。

理由がわからないまま負けた馬に手を出すのは、リスクが高い選択肢になるので注意しましょう。

ポイント②：上位人気に入っているかを目安にする

競馬の人気は、競馬ファンや専門家たちが集めた情報の集約値。

調教時計、陣営コメント、パドック気配、天候や馬場傾向など、あらゆる要素がオッズに反映されています。

特に1〜3番人気は、「多くの人が勝てると考えている馬」初心者ならまずはこのゾーンから選ぶのが基本。

ただし過信は禁物…。

極端な過剰人気や直前で大きく変動している場合は「人気に踊らされていないか」慎重な見極めが必要です。

ポイント③：騎手がその競馬場で勝っているかを見る

馬の能力だけで勝てるほど、競馬は単純ではありません。

特にローカル開催や癖のあるコースでは、騎手のコース把握力が勝敗を左右します。

たとえば、内ラチ沿いをうまく立ち回れる騎手や、早め仕掛けのタイミングを得意とする騎手など、特定コースで勝率が高いジョッキーには理由があります。

迷ったときは「この競馬場で直近1週間で何勝しているか」など、騎手の成績も参考にしましょう。

ポイント④：直前の気配（馬体重・パドック・返し馬）を軽視しない

当日発表される馬体重は、仕上がりやコンディションのバロメーター。

前走から+10kg以上や-10kg以上の変動があると、絞りすぎ・緩めすぎの可能性が出てきます。

また、パドックでの歩き方（落ち着き、柔らかさ）、返し馬での集中力、発汗状態なども重要なヒントに。

初心者の方は「落ち着いているかどうか」「テンションが上がりすぎていないか」を意識するだけでも、無駄な馬券を減らすことができますので意識しましょう。

馬券の上手な買い方まとめ

本記事では、各券種の馬券の上手な買い方をご紹介してきました。

いかがだったでしょうか？

闇雲に馬券を買っていた今よりも確実に、予想精度が上がること間違いなしです。

是非本記事でご紹介した内容を基に馬券を購入してみてください。

競馬で勝ちたい方はこちらもチェック